野村周平が主演、柳ゆり菜がヒロインを務める映画『純平、考え直せ』が、第42回モントリオール世界映画祭のWorld Greats部門に正式に出品されることが決定した。
直木賞作家・奥田英朗の同名小説を原作とする本作は、限られた3日間を刹那に駆け抜ける若い男女の青春エンターテインメント。主人公・坂本純平を演じる野村周平は、リーゼントにまとめた風貌で歌舞伎町のチンピラを好演。純平と3日間を共にするヒロイン・山本加奈を柳ゆり菜が演じるほか、毎熊克哉、岡山天音、佐野岳、戸塚純貴、佐藤祐基、藤原季節、日向寺雅人、森田涼花、木下愛華といった個性溢れる俳優陣が脇を固める。
モントリオール世界映画祭は、1977年より開始され今年で42回を迎える歴史ある祭典。毎年、約80ヶ国から350本以上(短編含む)の作品が上映されており、25万人規模の来場者数を誇る北米最大規模の映画祭だ。過去の邦画では、2008年第32回の開催時に滝田洋二郎監督の『おくりびと』がグランプリを受賞。昨年は、三島有紀子監督の『幼な子われらに生まれ』が審査員特別賞を受賞するなど、日本にも馴染みの深い海外映画祭の一つ。
野村周平 コメント
この度僕が出演する映画「純平、考え直せ」がモントリオール世界映画祭World Greats 部門への出品が決まったとのことで、とても嬉しいかぎりです。一報を聞いたときは興奮と、まだ実感できない驚きがありました。世界で上映される機会をいただけたことに感謝します。
柳ゆり菜 コメント
海外の映画祭は私には程遠い夢のような存在でした。お話を聞いた時、息の吸い方を忘れるほど高揚した事を覚えています。この映画の熱と愛を、海を越えて届けられるチャンスが巡って来た事が何より嬉しいです。「純平、考え直せ」に携わってくれた全ての方々と全てのご縁に感謝します。
映画『純平、考え直せ』は9月22日(土)より全国公開
(C)2018「純平、考え直せ」フィルムパートナーズ