映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』の舞台挨拶が19日、佐賀・109シネマズ佐賀にて行われ、小栗旬が登壇した。
“小栗旬接待篇”と銘打たれた劇場キャンペーンでは、26劇場から小栗に対し熱烈なアピールが届けられ、激戦極める中、佐賀県が勝ち抜き小栗を招致することとなり、多忙極める小栗の為に、舞台挨拶前から“分刻み”で接待を実行。
レストラン「季楽」では高級肉の佐賀牛が振舞われ、“佐賀城”では記念撮影を行い、今回「銀魂」とタイアップし佐賀県公式ご当地キャラクターとなった“佐賀春”(定春=神楽のペットの宇宙生物)の像の前でも記念撮影。
109シネマズ佐賀では“銀ちゃん”横断幕で出迎えられ「佐賀に来れて嬉しいです!」と存分に佐賀を堪能した小栗が話すと、場内大盛り上がり。佐賀県で大規模な映画の舞台挨拶はほぼ初めてのことということで、小栗を前に佐賀県民が大興奮。
「金曜日に公開を迎えたばっかりですが、大勢の方に観て頂けているみたいで、良かったなと思っています」と小栗。小栗自身が映画を鑑賞した後の心境を尋ねられると「とりあえず…吉沢亮がかっこよかったなって(笑)」と笑みをこぼし、「真選組が本当にかっこいいですよね」とコメント。
「俺はみんなが電車の中で、かっこよくアクションしている時、気が付いたら“変なの”に乗って江戸城とか行っちゃってるし…(笑)」と笑いを誘いながら赤裸々に胸中を明かし、「二朗さんが何するかもう、わからなかったので(笑)僕らは事前に(佐藤二朗が)何をするか知らされてないので、引きの画の時に、(橋本)環奈ちゃんが完全に笑っちゃってたりして。最後の最後は僕らも笑ってしまっていて、本当ならNGカットなのですが、そのシーンも使われちゃうところが『銀魂』っぽいですよね。床屋のシーンとかは、極寒の中撮影していたのですが、変なテンションになっていて全然寒く無かったです(笑)」と笑いパートの撮影裏話を明かす。
続けて、一番“笑った”・一番“泣いた”・一番“アツくなった”シーンを尋ねられると「撮影現場で“将軍”のシーンは死ぬほど笑っていたので、やっぱりそのシーンが一番笑いました。後半の(三浦)春馬くん(伊東鴨太郎)と(中村)勘九郎さん(近藤勲)のシーンは2人ともめちゃくちゃ真剣で、ちょっとびっくりするぐらい良かったし、みんながそれぞれ戦っているシーンはアツくなりますよね」と答え、続けて「誰かが刀を飛ばしたら、切り返しで誰かがまた刀を受け取って戦ってる画になったりするカッコいいアクションシーンがありますが、万事屋がそこに誰もかすっていないのが面白いなと思いました(笑)」とコメント。
「“笑ってしまってるところを観てください”って舞台挨拶とかで話しているとなるのが、ちょっと謎ですよね(笑)。もう一度、観て貰ったら違うところで面白く思うかもしれません(笑)」と実写『銀魂』でしか起こりえない現象に笑みを浮かべ、「本当に楽しく撮影させてもらいました。僕らは日ごろ、笑いのことを研究している人間たちではないので、アクションシーンとかよりも大変だったりしました。そういう苦労がいっぱい乗っかっていいものになったと思います」と締めくくり、そして、短き時間を惜しむ声で溢れる中、フォトセッションを行い、イベント終了を目前に小栗から「こんな機会も中々無いので、僕を写真に撮って行って下さい」との提案が。
小栗からの嬉しい逆接待に拍手喝采。大歓声が巻き起こる中、「ほぼほぼめったに来ることがない、佐賀にこんな形で来れて嬉しかったです!これからもパート3が作れるように応援して下さい!」との言葉が贈られ、盛り上がりを見せ続けるなかイベントは幕を閉じた。
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』は大ヒット公開中
©空知英秋/集英社 ©2018 映画『銀魂2』製作委員会