8月11日(土)より公開中の映画『ブッシュウィック -武装都市-』より、話題沸騰中の長回しで撮影された緊張感溢れる本編特別映像が解禁となった。
何の前触れもなく戦闘状況の街に放り込まれた大学生のルーシー(ブリタニー・スノウ)が、謎の男スチュープ(デイヴ・バウティスタ)と出会い、生き残りをかけて戦う姿を全編わずか10カットの長回しスタイルで描く本作。
公開された本編映像では、軍隊に侵入された宅内からの脱出を図るルーシーとスチュープの様子がカット割り一切なしの長回しで描かれる。主人公視点で物語を描写することで、観客が全体像をとらえる術がなく、どこで何が起きているか俯瞰することができない不安感を煽っていると共に、屋内という閉鎖的な空間が緊張感を与え、屋外の銃撃戦とは一味違った臨場感を楽しめる。
この映像は“たった1台のハンディカムのみで”撮影されたもの。ハンディカム撮影で起きてしまいがちなブレもなく、驚くほどに滑らかで安定感のある映像を実現している。この映像のカギを握っているのはカメラと共に使用されている機器「MOVI」。これをカメラに取り付けることによって、ブレが大幅に軽減され、スムーズな映像の撮影が可能になり、屋内外に出入りする人々を安定的に追いかけることに成功。また、大規模なカメラセットを使用しなかったことにより行動範囲が限定されず、自由な動きが可能となったことも屋内撮影の臨場感演出に一役買っている。
また、本映像では緻密に計算された演出も見どころの一つ。監督のジョナサン・ミロ&カリー・マーニオンは長回し撮影に備えるため、デイヴ・バウティスタ、ブリタニー・スノウらと共に撮影期間のおよそ半分をリハーサルに費やしたことを語っている。
自分の街が、突如<戦場>となっていた。何の前触れもなく戦闘状況の街に放り込まれた大学生のルーシー(ブリタニー・スノウ)が、謎の男スチュープ(デイヴ・バウティスタ)と出会い、生き残りをかけて戦う姿を描く。
制作は世界中で大ヒットを巻き起こした『ザ・レイド』シリーズの「XYZ Films」。主演は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで人気を博した、元プロレスラーの俳優デイヴ・バウティスタ。その鍛え抜かれた肉体で、戦場と化した街を生き抜く謎の男スチュープを力強く演じる。共演は『ピッチ・パーフェクト』シリーズのブリタニー・スノウ。家族に恋人を紹介するためにブッシュウィックの地下鉄に降り立ち、突如争いに巻き込まれていく大学生のルーシーを熱演する。
本作は、『ジェーン・ドウの解剖』『レザーフェイス-悪魔のいけにえ』など、数々のエッジの利いた話題作をラインナップした松竹エクストリームセレクションの第8弾として、8月11日(土)より新宿シネマカリテほかにて公開中。
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