9月21日(金)に公開される映画『死霊館のシスター』より、恐怖の元凶ヴァラクが降臨する映像が世界初解禁となった。
世界初解禁となる本編映像は、事件の真相を追う見習いシスター・アイリーンが、舞台となるルーマニアの教会の長くて暗い地下廊下を、蝋燭1本の明かりで歩く姿から始まる。何が起こるかわからない恐怖心でいっぱいのアイリーンが、廊下の先にある扉を見つける。軋むような不気味な音を響かせながら、そのドアが開かれると、そこには恐ろしい形相をした悪魔のシスター・ヴァラクの姿が。
このシーンは、ルーマニアの古い軍事要塞で撮影されたが、コリン・ハーディ監督は恐ろしい心霊現象を体験した証言した。監督はこのシーンを撮影するため、暗い待機部屋に入った時、ふたりの男性が椅子に座っているのが見えたという。監督は「(その2人を)スタッフか音響の人だろうと思い、『やぁ!』と声を掛けました。とても暗かったけれど、彼らは私を見つめ返したのです。彼らは何も言いませんでしたが、きっとルーマニア人で英語を話さないのだろうと思いました」と証言。
そして監督は彼らに背を向け、モニターの前に座り、撮影をチェック。素晴らしいテイクが撮れた喜びを伝えようと、監督が振り向きながら彼らに大声で話しかけたところ、2人の男性の姿が消えていたという。監督は「そこはルーマニアの古い軍事要塞で、死と切り離すことはできない場所でした。私が暗闇で見た男たちはそこで亡くなった兵士の幽霊だったのかもしれません」と当時を振り返った。
映画『死霊館のシスター』は9月21日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開
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