映画『響 -HIBIKI-』学生限定公開直前イベントが10日、都内・スペースFS汐留にて行われ、キャストの平手友梨奈(欅坂46)、アヤカ・ウィルソン、板垣瑞生(M!LK)、笠松将が登壇した。
劇中では文芸部の部員として共演シーンの多い4人。学生から黄色い歓声を浴びながら、自己紹介の挨拶で「鮎喰ひびくっ…響役を演じました平手友梨奈です(笑)」と噛んでしまい、照れ笑いを浮かべる平手。
響の幼馴染を演じる板垣は「(役作りで)めちゃくちゃ意識しました!とにかく平手さんを好きになるYouTubeの動画を見まくりました!めちゃくちゃ良いですよ(笑)たくさん響を見た状態で役に入ったんですが、逆に緊張しました」とハニカミ。動画をたくさん見られた平手は「やめていただきたい…」ときっぱり。役さながらにSな一面をのぞかせ、笑みをこぼしていた。
「指を折ったあとにちょっと笑ってた(笑)」と暴露された平手は。「気づいてなくて、途中でそう言われて気づいたような感じです(笑)」と撮影を振り返った。
イベントでは、「団結力」「お互いの理解度」を試すゲームが行われた。「〇〇といえば?」のお題に、全員答えを揃えられるかを試す一幕が。中でも、「部活といえば何?」とのお題に、平手・板垣が「文芸部」と揃って答えるも、「バスケ部」(アヤカ)「サッカー」(笠松)と不正解。文芸部として共演していただけに、平手は「最低ですね…(笑)」とこぼし、肩を落としていた。
また、風船が割れないようにお互いのクイズに答えるコーナーも。平手・板垣ペア、アヤカ・笠松ペアに分かれ、相手ペアが答えられないと自分たちの風船が膨らんでいくスリル満点のゲームが行われた。「平手友梨奈の朝ごはんはパン派?ご飯派?」(答え:ご飯派)から始まり、スムーズに互いのクイズに正解していく4人。
だが、「笠松将は平手友梨奈に何回平手打ちされるでしょう?」(答え:4回)の問題に、平手が「5回」と惜しくも間違えると、アヤカ・笠松ペアの風船が勢いよく膨らむ。仕返しに「板垣瑞生の『瑞生』画数は?」との問題に、笠松がわざと「3画」と答え、平手・板垣ペアをビビらせていた。
ゲームを終え、平手は「あんな風船初めてだったので、すごかったです(笑)」と笑みをこぼし、イベントは幕を閉じた。
出版不況の文学界を舞台に、文学の世界に革命を及ぼす15歳の天才少女・響を主人公に描く本作。響がとる行動は過去の栄光にすがる有名作家、スクープの欲だけで動く記者、生きることに挫折した売れない小説家など、様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変えていく。
主人公である15歳の天才女子高生小説家・鮎喰響役に平手友梨奈(欅坂46)、響の才能を見出す若手女性編集者・花井ふみ役に北川景子、響が入部した文芸部の部長・祖父江凛夏役にアヤカ・ウィルソンが扮するほか、高嶋政伸、柳楽優弥、野間口徹、板垣瑞生、小栗旬らが共演する。監督を『君の膵臓をたべたい』『となりの怪物くん』『センセイ君主』の月川翔が務める。
映画『響 -HIBIKI-』は9月14日(金)より全国東宝系にて公開
(C)2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会 (C)柳本光晴/小学館