映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』起爆イベントが1日、都内・渋谷109前にて行われ、キャストの阿部サダヲ、吉岡里帆、千葉雄大、ゲストのアルコ&ピースがサプライズで登場した。
サプライズ登場に行き交う人々が熱狂する中、渋谷の街を見渡し「あそこのアンダーアーマーで働いている人知ってます!」と阿部。吉岡も「この間、あそこのTOHOシネマズに行きました」とにっこり。千葉は「よく来ますね。ここら辺もよく歩きますし、タワレコとかに行ったり。(声をかけられず)もうちょっと言って欲しいくらい!仕事頑張らなきゃ!」と笑みをこぼしていた。
劇中では、阿部とのシーンに吉岡が思わず笑ってしまうようなコメディ要素がふんだんに盛り込まれているようで、「10テイクくらい笑っちゃってる(笑)監督が笑っているのを使ってくださってます!」とアピール。千葉もコメディセンスを発揮しており、風に舞い上がるポテトチップスのシーンでは、助監督が計2ヶ月かけて研究したという袋の開け方の指導を受け「熱の入り方がすごかった!なので現場もすごく面白かったですね!」と撮影を振り返った。
イベントでは、本作のタイトルにちなみ「〇〇しろ!タコ!」と思ったエピソードを聞かれたキャスト陣。阿部は「家電量販店に言った時に、中国人スタッフが中国語で話しかけてきた。俺、日本人だぜ?(日本人だと)察してくれと思いましたね(笑)」とコメント。
吉岡は「宣伝カーが派手なんですが、全然反応してくださらない(笑)もうちょっと反応しろ!タコ!と思いました(笑)」と派手な装飾が施された宣伝カーをアピール。阿部も「意外と僕ら気づいて欲しいんだよね!ぜひ!」と便乗していた。
千葉は、安定しない天候に対し「急に雨が降ること多いじゃないですか。洗濯ものを全部外に干していて、それを洗い直さなきゃいけない…悔しいです!」とハニカミ。おっちょこちょいな一面に、アルコ&ピースの平子は「千葉雄大いい加減にしろ!タコ!ここまで美しいと、僕らが煮っころがしにしか見えない(笑)今みたいに、日常的な話も出してきて、何か上手なんですよ!」と暴露。その言葉に、千葉は「全て計算でやっております」と満面の笑みをのぞかせ、笑いを取っていた。
また、本作の魅力について聞かれると、阿部は「ロックだぜ!タコ!」と明かし、「監督が7年くらいかけた完全オリジナルなんです。笑いもあってストレートなメッセージも詰まっています」とアピール。吉岡も「ずっとふざけてるな!タコ!」と言い、「褒め言葉で、頭から終わりまでずっとふざけ倒している映画です!皆さんの心を笑いで包んでくれるんじゃないかなと思います」と笑みを浮かべる。千葉は本作の音楽に「イイ曲ばっかじゃねぇか!このタコ!」と絶賛していた。
本作は、「声帯ドーピング」というタブーな方法によって作られた驚異の歌声を持つロックスター・シン(阿部サダヲ)と、異様に声の小さなストリートミュージシャン・ふうか(吉岡里帆)が織り成すハイテンションロックコメディ。
驚愕の歌唱力で一躍スターダムにのし上がったカリスマロックスターで奇抜なメイク姿のシン役に阿部サダヲ、ストリートミュージシャンとして活動するも声が異様に小さく歌声が聞こえない弱点を持つストリートミュージシャン・ふうか役に吉岡里帆が扮する。共演に千葉雄大、麻生久美子らが名を連ね、原案・脚本・監督を『俺俺』「時効警察」シリーズの三木聡が務める。
映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は10月12日(金)より全国公開
(C)2018「音量を上げろタコ!」製作委員会