人気SFアクションシリーズ第5弾で『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジャパンプレミアが7月6日(月)六本木ヒルズにて行われ、12年ぶりに同作に復帰を果たすアーノルド・シュワルツェネッガー(67)とヒロインのエミリア・クラーク(28)が登場。ふたりは小雨の降る中で駆けつけたファン600人とともに、同作でシュワルツェネッガー扮するT-800の名セリフ「アイル・ビー・バック(I'll be back)」を大合唱した。
“シュワちゃん”の愛称で日本でも高い人気を誇るシュワルツェネッガーは、1年7カ月ぶり16回目にして、“ターミネーター”としては『ターミネーター3』以来12年ぶりの来日。シュワルツェネッガーは「12年前に来日した際に、ぼくはここで日本の皆さんに“I'll be back”と約束しました。ターミネーターは必ず約束を守ります。今回その約束を守って『ターミネーター:新起動/ジェニシス』で戻ってこれて本当に嬉しく、誇りに思います」と、雨の中で集まった大勢のファン600人から歓声を浴びた。サラ・コナーを演じるエミリアも日本語で「ニッポン、アリガトー!」と挨拶。日本のファンが温かく迎え入れてくれたことに感謝した。
また、『ターミネーター』シリーズ30周年記念大使を務める、モデルで歌手の西内まりやもゲストとして登壇。来日のプレゼントとしてエミリアには花束、シュワルツェネッガーにはクマのぬいぐるみを贈呈した。「テディベアをありがとう。クマのぬいぐるみは、ある場面で非常に重要な役割を果たします。テディベアは大好きです」とシュワルツェネッガーは喜んだ。
また、西内が「物心ついた頃から、両親の影響でいつも家では『ターミネーター』が流れていました。初めて観たのは『ターミネーター2』。たくましいあの背中……かっこいいなと夢を見ていました。(ターミネーターは)ずっと自分の中でのヒーローでした。シュワルツェネッガーさんは、小中学校の頃からいつも憧れの人でした」とラブコールを送ると、上機嫌のシュワルツェネッガーは「ありがとう」とほほ笑み、西内の頬に優しくキス。シュワちゃんからの“サプライズ”に西内は赤面。「明日になりたくない、きっと夢だったんだと思ってしまうので」と感激した様子を見せた。
最後に、シュワルツェネッガーは、「『ターミネーター:新起動/ジェニシス』をぜひ楽しんでください。5ヶ月をかけて撮った労作です。入念に準備をして撮影した、私にとってとても大切な作品です。世界中の方に楽しんでほしいと思って作りました。それに成功していると信じています。“I'll be back”」と、また日本のファンに向けて“約束”をした。
映画『ターミネーター:新起動 ジェニシス』は、7月10日(金)より全国公開
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