“この秋いちばんマブいドラマ”『今日から俺は!!』(日本テレビ系)の、泣く泣くカットされた未公開シーンを含む特別版がHuluにて配信が開始された。
累計発行部数4,000万部を超える伝説のツッパリ漫画を初ドラマ化した、日本テレビ系日曜ドラマ『今日から俺は!!』(原作・西森博之)。本作ではツッパリという言葉が全盛期の’80年代初頭を舞台に、「どんなことをしてでも勝つ!」を信条とする“超卑怯な金髪パーマのツッパリヒーロー”・三橋貴志(賀来賢人)が、トンガリ頭の人情派ツッパリ・伊藤真司(伊藤健太郎)と最強コンビを組んで大暴れ。福田雄一の最強脚本&演出のもと、猛烈なギャグに爆笑し、イカした男気にグッとくる“斜め上すぎるヤンキーコメディー”を展開する。
主演の賀来賢人を中心に、伊藤健太郎、清野菜名、橋本環奈、太賀、矢本悠馬、ムロツヨシ、瀬奈じゅん、佐藤二朗、吉田鋼太郎らが出演。Hulu独占配信の「今日から俺は!! 未公開シーン復活版」では、彼らが喧嘩上等とばかりに繰り広げる“本気(マジ)なアドリブ合戦”など、ぜいたくすぎる未公開シーンを余すところなく盛り込んで配信する。
賀来賢人 コメント
―『今日から俺は!!』の撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
地方に泊まり込んで撮影していたこともあって、みんなと四六時中一緒にいたので、家族みたいな関係になれたんです。その空気は芝居での関係性にも出てくるだろうし、このチームの一番の強みだと思います。撮影は本当に楽しかったです!それに今回の現場は、出演者・スタッフ全員が「面白いものを作ろう!」という共通認識のなかでやっていたし、みんな自然とモチベーションが上がりました。福田さんも思わず「圧が…!」と漏らすほど(笑)、みんなの中に「この作品で一山当ててやろう!」という野心もあって、いい意味でギラギラしていましたし、面白かったです!
―Hulu版には未公開の爆笑アドリブシーンもたっぷり収録されています。ああいう掛け合いはどうやって生まれたんですか?
福田さんが「(芝居を)延ばしたい」というときもあるし、勝手に延びちゃうときもあるし…。例えば、相手がムロ(ツヨシ)さんなら、どんどん延びちゃうんですよ(笑)。僕自身は今回主演をやらせていただいているし、いつもより好き勝手にやらず、なるべくキュッと収めようとしていたんですけど第1話を見たら、「ホントにどうした、俺!?」ってビックリするくらい、自分もフザけていて…(笑)。実は僕、福田さんからどんなことをオーダーされても、絶対に「無理!」とは言わないようにしているんです。そう言った時点で福田さんとの関係は終わりだと思っているし、信頼する福田さんのオーダーにはちゃんと応えたいなって。なにせ、福田さんは僕にコメディーの楽しさを教えてくれた人。それが今もずっと僕の土台になっているので、苦に思ったこともないんです。
―本当に楽しんでいるのが劇中からも伝わってきました。アドリブシーンの最中に笑いを堪えている姿も印象的で…。
僕、いつもはそんなことないんですけど、今回は結構吹いちゃいました。「主演が吹き出すなんて、もってのほかだぜ!」と思って現場に入ったはずなのに、早くも第2話で吹いちゃって…(笑)。特に(佐藤)二朗さんやムロさんとのシーンでは、あまりの面白さに負けちゃいました!
―今やお家芸ともいえる賀来さんの変顔も、今回炸裂しまくっていますね。
「大丈夫かな、これ?」って、自分でビックリしちゃいました。でも、キャラクターとしてはキャッチーですから! …と、自分に言い聞かせてます(笑)。実は今回、初めての変顔バリエーションを、福田さんが作ってくれたんです。ドラマ版の三橋が怒ったときにする《口をすぼめながら歯を出す変顔》なんですけど、これが顔じゅうの筋肉を酷使するので、超難しいんです! でも、本番前にメイクさんから鏡を借りて練習していたら、どんどん上達しちゃって(笑)。
―変顔以外にも、今回初めて開拓したことはありましたか?
福田さんから「カッコいい賀来賢人を見せたい」と言われて、福田組では初めてそういう芝居を披露したんですよ。これって、福田作品では主演しか味わえない位置だと思うんです。フザけた芝居との使い分けは難しかったけど、《ザッツ・カッコいい男》である相方の伊藤とは逆の、照れ屋で天の邪鬼の三橋ならではのカッコよさを引き出してもらえたし、すごく楽しかったです。この作品で、ぜひ日本中の話題をかっさらいたいです!
―Hulu版ならではの楽しみ方も含め、視聴者にメッセージをお願いします。
Hulu版には、出演者である僕たちもまだ見ていない名シーンや迷シーンがいっぱい収録されています。地上波版よりもゆる~い作りになっているので、深夜に友達と飲みながら、または昼下がりに家族と一緒に、ダラダラ見ながら「今日から俺は!!」の世界に浸っていただきたいです。くれぐれも、決して真剣には見ないでください(笑)。僕も絶対に見ます!