映画『旅猫リポート』特別試写会が15日、都内・丸の内ピカデリーにて行われ、皇太子殿下、皇太子妃殿下、内親王殿下がご臨席。福士蒼汰、ナナ(猫)、三木康一郎監督がお出迎えをした。
皇太子殿下、皇太子妃殿下、内親王殿下に行啓、臨席をいただき、公益財団法人日本動物愛護協会のご協力のもと、映画『旅猫リポート』チャリティ試写会を開催。
主演の福士蒼汰と主役猫のナナ、三木康一郎監督によるお出迎えがあり、皇太子妃殿下と内親王殿下がナナを撫でる様子もございました。試写会終了後に皇太子殿下との御懇談の後、福士のオフィシャルインタビューが行われた。
──本日、皇太子殿下、皇太子妃殿下、内親王殿下に映画『旅猫リポート』をご高覧いただきましたが、お出迎えをして、映画を一緒にご覧になりました。まずは今日の感想をお聞かせください。
福士:このような機会はなかなか無いので、少し緊張しましたが、一緒に映画を鑑賞することができてとても光栄です。
──ご着席された後、お話しをされていたようでしたが、その時はどのようなお話をされたのですか?
福士:愛子様より、「ご自分がご出演されている映画を観るのはどんな気分ですか?」と聞かれました。そのご質問に対して「不思議な気持ちです。この映画は、自分が出演している映画ですが、客観的に感情移入して観ることができたのは初めてなので、とても不思議な気分でした。」と答えました。
──上映中の三殿下のご様子はいかがでしたか?
福士:愛子様はナナや他の動物が登場するシーンでは笑顔になられているような場面が伺えました。皇太子妃殿下からは時折、笑い声も聞こえましたし、映画の終盤では、涙をこらえているようなご様子も伺えました。
──ご懇談の時にはどのようなことをお話しされたのですか?
福士:まず、映画ご鑑賞いただいてすぐ、愛子様より「感動しました。」と仰っていただきました。そして、皆さんからは、ナナの猫の種類の話であったり、映画はどんな雰囲気の中で撮影したのか、などナナの話を中心にたくさんのご質問をいただきました。動物トレーナーの北村さんと僕で、皆さんのご質問に答えました。撮影の初めの頃は上手くいかないこともあり苦労したこと、それでもナナとの仲を深めていくうちに撮影を楽しめた思い出などを話しました。
──お出迎えとご懇談時には猫のナナも同席していたとお聞きしましたが、ナナの様子はどうでしたか?
福士:お出迎えの時は、僕がナナを抱いていたので、皆さんナナを可愛いと仰って、撫でてくださいました。ご懇談の時は、ナナもケージから出て皆さんと一緒に居たのですが、ずっとおとなしく座っていました。時折、愛子様がおやつをあげていらっしゃって、ナナもとても嬉しそうでした。
──皇太子ご一家の飼い猫セブンや、他のペットのお話はありましたか?
福士:猫や犬を飼われていると、ペットたちのお写真を見せていただきながらお話を伺いました。そして飼われている猫のお名前が“セブン”と“みー”というお話を伺って、愛子様が本作の主演猫が“ナナ”なので、お互い不思議な縁がありますね、と話をしていただきました。
──本日ご覧になった三殿下からどのようなお言葉をいただきましたか?
福士:皇太子殿下に「この映画をたくさんの方に観ていただきたいですね。」とお言葉をいただきました。
シリーズ累計40万部突破の有川浩原作の同名ベストセラー小説を映画化した本作。物語は、心優しい青年・悟(サトル)が、とある事情から飼えなくなってしまった愛猫・ナナと一緒に、新しい飼い主を探して日本各地を巡る旅に出るところから始まる。主人公の悟を福士蒼汰が演じ、愛猫・ナナの声を高畑充希が担当。監督を『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などで知られる三木康一郎が務める。
映画『旅猫リポート』は10月26日(金)より全国公開
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