“映画を屋外で観る”上映イベントをご存知ですか?「星空の映画祭」の体験レポートとともに、いま話題の野外上映イベントの魅力をご紹介します!
「星空の映画祭」体験レポート|夏休みに高原の野外でダイナミックかつロマンチックに映画を楽しめる「星空の映画祭」。第33回目の開催となった今年は、社会現象を巻き起こした『グレイテスト・ショーマン』『リメンバー・ミー』をはじめ、ウェス・アンダーソンが監督を務めた『犬ヶ島』など幅広いラインナップが日替わりで上映されました。
会場は、標高1,300mに位置する長野県・八ヶ岳自然文化園。東京から車で向かうと片道2時間半ほど。圧巻の星空の下、映画『グレイテスト・ショーマン』を鑑賞。“すべての人が輝く”をテーマに、ショービジネスの裏側で繰り広げられる「愛」「夢」「希望」のドラマを躍動するスケール感で描き、全世界を感動と熱狂の渦に巻きこんだ話題作です。
「星空の映画祭」はスクリーン前の石段や地面に座る全席自由席のスタイル。レジャーシートやクッションなどを敷いて場所取りをしていき、ほぼ入場順に席が埋まっていきます。椅子の持ち込みも可能ですが、場所は会場後方に限られているため「椅子に座って鑑賞したい」という方はあらかじめ留意しておきましょう。
映画の始まる直前、照明が消えて辺りが暗闇に包まれると夜空に広がる満天の星がハッキリと見え、会場が感嘆の声に包まれました。大自然に囲まれた開放的な空間での映画鑑賞は、普段の劇場上映では決して味わえない魅力的な体験となりました。
映画祭の会場は標高1,300mの高原、大自然に囲まれた野外映画館としては日本一標高の高い場所です。日が沈むと冷気が漂い、厚手の上着や毛布がなければ存分に映画祭を楽しむことはできません。防寒対策は忘れずに!
ご紹介した「星空の映画祭」のほかにも、オールナイトの野外フェス「夜空と交差する森の映画祭」をはじめ、東京・上野の東京国立博物館本館前で野外映画を楽しむ「博物館で野外シネマ」、高架下の空き倉庫などで映画を上映する「高円寺×阿佐ヶ谷 映画祭」など、野外上映のスタイルはさまざま。レジャー感覚で映画を楽しめるものから、気軽に世界観を堪能できるものまで、魅力的で多種多様な野外上映が存在します。
最後に、無料で野外上映の世界観を楽しめるイベントをご紹介!2018年10月26日(金)~11月2日(金)にわたって「第31回東京国際映画祭 日比谷会場スペシャルプログラム」が開催されます。東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場に設置された高画質・高音質の屋外シアターで、映画『スパイダーマン:ホームカミング』『グレイテスト・ショーマン』『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』『マンマ・ミーア!』『(500)日のサマー』 などが無料で上映されます。この機会にぜひ参加してみては?
会場:東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(雨天中止)
日程:2018年10月26日(金)~11月2日(金)
料金:無料
特設サイト:https://2018.tiff-jp.net/ja/hibiya/