映画『ギャングース』のトークイベントが2日、都内・ユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、高杉真宙、加藤諒、渡辺大知、入江悠監督が登壇した。
本作は講談社『モーニング』で連載していた同名の人気漫画を実写化した作品。事前にSNSでファンから質問を募っており、MCから「公開から一週間経ち、印象的だった感想は?」と聞かれた高杉は「地元・福岡の幼馴染みから『面白かった』とついさっき連絡が来て、シンプルに嬉しかった」と笑顔。加藤は、「知り合いから、『主演や敵のMIYAVIさんだけじゃなく、勝矢さんや斎藤兄弟など、脇のキャラまで素晴らしい』と隅々まで見て感想を貰ってありがたかったです」と答えた。
普段はエゴサーチをしないという渡辺だが、「SNS上で、『この映画はエンタメ性が高いけど日本が抱える貧困の問題とか、こういう人たちが居ることを知れた』という感想を見れたのが良かった」と語る。入江監督は「監督として本作を撮るときに一番ハラハラしていた、“加藤諒の小学生姿”が受け入れられたことがほっとしている」と語り、会場は笑いに包まれた。
途中で真鍋役の菅原健が登場し飛び入りでイベントに参加することに。MCから「アクションシーンのある作品だがリアルな喧嘩をしたことがあるか?登壇者の中で一番強いのは誰?」という質問が投げられると、菅原は「見た目で判断されるんですけど、僕ハリネズミやハムスターが好きだし、じゃんけん以外で拳握ったことないから」と、劇中とは真逆であることを明かし会場を笑わせた。
登壇者の中で一番強い人物という質問に関して加藤は「大ちゃんはボクシングをやってたよね」と語り、入江監督も「3人の中でも渡辺くんが演じたタケオちゃんが一番強いという設定」と同調、登壇者の中で一番強いのは渡辺大知と満場一致した。
次に「原作含め自分以外で一番好きなキャラ」を問われると、渡辺は「金子ノブアキさんが演じた“加藤”。」と答え、高杉もそれに続く。渡辺は「入江監督の手腕もあり、敵だけど憎めない。バッググラウンドがしっかりしていて、原作でも好き。金子さんが演じてくれてよかった」と語る。加藤諒は「劇中で出たホームレスの2人。すごく仲良くなって、アドリブで本名を呼んだりした」と撮影秘話を楽しそうに語った。その後、サイン入りのプレスをかけて観客と登壇者でじゃんけんが行われた。
最後に高杉は「出会えてよかったと思える作品。ギャングースを見て、サイケたちと近付いて、もっとこういう世界があることを知ってほしいし伝えてほしいです」と呼びかけた。
映画『ギャングース』は全国公開中
©2018「ギャングース」FILM PARTNERS ©肥谷圭介・鈴木大介/講談社