『怪盗グルー』シリーズのスピンオフ映画『ミニオンズ』より、主役のミニオンたち(ケビン、スチュアート、ボブ)の魅力をキャストや監督が紹介する新映像満載の特別映像が公開された。悪党スカーレット・オーバーキルを演じるサンドラ・ブロックや製作のクリス・メレダンドリ、監督のピエール・コフィンとカイル・バルダらがミニオンについて我が子のように語っている。
『怪盗グルー』シリーズに登場するミニオンがはじめて主役を務める本作。ミニオンたちは最強最悪のボスに仕えることを生きがいとしているが、彼らが仕えるボスたちの命はなぜか短くすぐにいなくなってしまう。ボスのいない生活でミニオンたちは次第に生きる気力を失っていくが、そんな中、3人のリーダーで目立ちたがり屋のノッポなケビンがスチュアートとボブを連れ立ってボス探しの旅に出ることを決める。
しかし、バルダ監督が「10代の悪ガキ」と表現するスチュアートは、エレキギターを弾いたり、ほとんど遊ぶことにしか興味を示さない。もう一人の一番小さなボブは、製作のクリス・メレダンドリいわく、「子どもみたいにピュア」で天真爛漫。ハトに挨拶したり、テディベアとねずみを抱き締めながら日本の卒業式の定番ソングである「蛍の光」を儚げな表情で熱唱している可愛らしい姿が確認できる。
脚本家ブライアン・リンチが「普段はふざけてるけど彼らの絆は強い。まるで家族みたいだ」と言うように、ケビン、スチュアート、ボブはそれぞれ個性のはっきりとした三兄弟のよう。彼ら独自の言葉を話すミニオンについて、サンドラ・ブロックが「小さいけど、感情豊かよ。(言葉が通じなくても)気持ちが通じる」と分析し、コフィン監督も「言葉がわからなくても大丈夫。気持ちは通じる」と愛情深く語るように、彼らが繰り広げる愉快なやりとりに楽しめそうだ。
なお、『ミニオンズ』は7月10日より全米で公開され、『トイ・ストーリー3』や『インサイド・ヘッド』を超え、全てのディズニーアニメーション作品のオープニング成績を上回り、アニメーション作品史上全米歴代2位のスタートを切っている。
映画『ミニオンズ』は7月31日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国公開
(C)2015Universal Studios.