故スタン・リー氏が『スパイダーマン:スパイダーバース』でカメオ出演を果たしているようだ。
2019年3月8日(金)に日本での公開を予定している同作で、メガホンを取ったボブ・パーシケッティとロドニー・ロスマンによると、先月12日に他界したリーが複数のシーンで登場するという。
ロスマンは「映画の中で、スタン・リーが何度か登場します」と明かしており、一方のパーシケッティはリーが劇中で登場するシーンについて詳細に説明している。「映画を止めずに最も分かりやすいのは、ピーター(パーカー)とマイルス(モラレス)が列車から落ちて歩道に着地したところですね。彼らの匂いを嗅ぐ犬がいて、彼らを足蹴にするんです。それがスタン・リーなんです。帰宅途中といったところです」「しかし、まだまだ出番があると言っておきます。地下鉄のシーンなどです。もし一時停止をして見たら、大勢の人の中に彼がいます。あの人は、ニューヨーク中にいます。彼は忙しい人ですから」
また、共同監督を務めたピーター・ラムジーは、同作における製作プロセスは「とても生き生き」していたと振り返っている。「僕らは器に材料を入れて、混ぜてみて、味見してって言う風に本当に自由に製作したんだ。僕らの現状を確認して、また脚本に戻るってね。そういう感じだったんだ。『これが完成した脚本で、僕たちはきっちりそれに従います。それだけです』って感じではなく、プロセスを重視した映画作りだった」「だから、とても生き生きとしていたんだ」
映画『スパイダーマン:スパイダーバース』は2019年3月8日(金)より全国公開