「チャップリンとアインシュタイン夫妻」など秘蔵写真や貴重資料を展示/『チャップリンからの贈りもの』チャップリン写真展が開催

2010年カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した『神々の男たち』のグザヴィエ・ボーヴォワ監督最新作『チャップリンからの贈りもの』の公開を記念して、チャップリンの秘蔵写真や当時の貴重な資料が展示されるイベントが、公開初日の7月18日より、東京・YEBISU GARDEN CINEMAで開催されることが決定した。

このたび開催される写真展では、映画『街の灯』がロサンゼルスで公開された1931年1月30日に撮影された「チャップリンとアインシュタイン夫妻」の写真をはじめ、チャップリンが親日家となるきっかけとなった人物である“日本人秘書の高野虎市”さんへ宛てたサイン入りの写真、チャップリンの名作『独裁者』の1960年当時のプレスシート、そして1934年当時の『街の灯』の雑誌広告やチャップリン来日時のオフショットなど、貴重な資料が計26点展示される。

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また、チャップリンと交流のあった黒柳徹子が映画にあてた直筆コメントや、本作の音楽を手がけた音楽界の巨匠ミシェル・ルグランによる日本の観客だけに向けたサイン入りコメントも特別展示される。

『チャップリンからの贈りもの』は、1978年にスイス・レマン湖畔の墓地から喜劇王チャップリンの遺体を棺ごと誘拐した実話を映画化したフレンチ・コメディ。チャップリン遺族の全面協力を得て、彼が晩年を過ごした美しい邸宅や墓地をロケ地に撮影を敢行、チャップリンの実の息子や孫娘も家族役として特別出演している。『黄金狂時代』『街の灯』『ライムライト』など往年の名画・名曲・名シーンを散りばめた本作は、貧しい生活を送り身代金で生活を立て直そうと犯行に及んでしまう男二人組を、巨匠ミシェル・ルグランの美しい音楽に乗せて温かく描く。

グザヴィエ・ボーヴォワ監督インタビューはこちら
>>【Interview】『チャップリンからの贈りもの』グザヴィエ・ボーヴォワ監督「私は神は信じていませんが、チャップリンは信じています」

映画『チャップリンからの贈りもの』は、2015年7月18日よりYEBISU GARDEN CINEMA、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開
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『チャップリンからの贈りもの』公開記念チャップリン写真展 概要
開催日:7月18日~(未定)
会場:YEBIS GARDEN CINEMA
時間:10:00~20:00(劇場が空いている時間)
料金:無料
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ポスターチラシ表

(C)Marie-Julie Maille / Why Not Productions

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