映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』4K ULTRA HD「ドルビービジョン」体験上映会のレポートが到着した。
NBCユニバーサル・エンターテイメントは、2018年国内洋画興行収入No.1の超巨大ヒット作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』とトム・クルーズ主演の大人気スパイアクション映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の4K ULTRA HDが発売。
両作品の4K ULTRA HDは、ドルビー社が開発したHDR映像技術「ドルビービジョン」に対応。「ドルビービジョン」では、映画館や通常のテレビ画面では表現できない明るく輝くハイライトや、鮮やかな色彩、優れた暗部ディテールが表現されており、迫力ある演出やアクションをよりリアルに体験できる。
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』より、地上で雨の中待機する人々と海中を探索する人々の背後に恐竜が迫ってくるという水の多いシーンでは、しぶきやしずくがよりリアルに。暗いシーンでも、照明の当たっているところの、光と暗部の違いがくっきりすることで、表情や状況(環境)がわかりやすく、今までより自然に表現されている。
島の火山が爆発して溶岩が流れ炎の飛び散る中、恐竜と主人公たちが山中から海の方へ逃げる、火の多いシーンでは、光沢や遠近感がより出ることで、さらに迫力が増す。
恐竜のオークションを行っている夜の屋敷内で、恐竜が暴れだし人々を襲う場面は、種類の違う恐竜たちの、それぞれの質感がよりわかるシーンに。暗い中にギラギラと光る目で、生物としてのリアリティを感じられ、クリーチャーの造形がよりわかりやすくなっている。
他にも、子ども部屋に恐竜が迫るシーンと屋根の上での恐竜対決のシーンでは、カラーパレットが増え、暗い室内でも、部屋の装飾がよくわかる。暗い背景・暗い色のクリーチャーによる、暗いシーンの多い本作で、色のある部分・ポイントがより鮮明に感じられる。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、フィルム・4K・6K(・8Kでの撮影により、映像も混在。本機能により、撮影(素材)の違いがよくわかる。同一シーンでは、撮影時間帯の違いがわかることも。それくらい、光のコントラストがはっきりしている。
夜の駐車場と暗い室内に逆光の当たるシーンからオープニングまででは、輝度が増幅されていることで、暗い中や逆光の室内シーンでもキャラクターの表情がよくわかる。また、暗闇と薄闇の違いも明白に。パリの市街のバイク&カーチェイスシーンでは、実景の雰囲気と各車両の金属光沢・質感でよりリアルに。
さらに、ハイライトである雪山の上空でのヘリコプターチェイスのシーンでは、巨大スクリーンのために作られた臨場感がここでも堪能でき圧巻。リアルアクションと言われる本作のリアルさをより体感できる。
映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』4K ULTRA HD好評リリース中