人気スパイ・アクション・シリーズ24作目でダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンドを演じる最新作『007／スペクター』より、4人のボンドガールたちの新写真が公開され、彼女たちのプロフィールも明らかになった。
『007／スペクター』は、『007／スカイフォール』（2012）に続き、ダニエル・クレイグとサム・メンデス監督が組むシリーズ最新作。『スカイフォール』のその後が描かれ、世界をまたにかけて活躍する英国のMI6所属のスパイ、ジェームズ・ボンドの幼少期に関わる重要な秘密が掘り下げられる模様。なお、サム・メンデスは、『スペクター』の続編では監督を務めないことを明言している。
フランス出身の『アデル、ブルーは熱い色』（2013）のレア・セドゥ（30歳）演じるマデリン・スワンは、暗殺者の娘として生まれたオーストリアの医師。ダニエル・クレイグ扮するボンドが彼女の病院を訪れたことでふたりは出会うものの、レア曰く、「彼女は、ボンドとは一緒に何もしたくないの」と、当初は対立。しかし、それぞれの問題を解決するために、ボンドはマデリンを必要とし再び探しに来るようだ。「この映画では、女性たちがとても強く描かれている」「マデリンは予想のつかない人物で、とても強い女性。と言っても、ボンドのように強いわけじゃなくて、パワフルな自立したキャラクターなの」
イタリア出身のモニカ・ベルッチ（50歳）演じるルチア・スキアラは、夫をとある事情により殺害されてしまったイタリアの未亡人。その夫がボンドにとって重要な情報の鍵を握っていたことから、ボンドと出会うことに。夫と同様に自分もいつか殺される運命にあることを知ってるルチアは、ボンドを頼りにする。モニカ・ベルッチ「彼女は男たちの世界からやってきた女性。だけど、フェミニンな魅力でボンドと仲睦まじくなっていくの。それから彼女はボンドが自分を救ってくれると信じるようになるの」
イギリス出身のナオミ・ハリス（38歳）が演じるイヴ・マネーペニー（ミス・マネーペニー）は、前作『スカイフォール』でボンドの同僚エージェントとして働き、イギリス情報局秘密情報部（MI6）の長官であるMの秘書となった女性で、ボンドに好意を寄せる。前作よりも見せ場が増え、これまでのシリーズで描かれてきたミス・マネーペニーとは異なる存在になりそう。
メキシコ出身のステファニー・シグマン（28歳）演じるエストレヤは、名字など多くがまだ謎に包まれているが、オープニングでのメキシコの祝祭の死者の日のパレードを舞台にしたアクション場面に登場。「彼女はとても私に似ているの。私たちは楽しいことが大好きな明るい人たちなの。エストレヤを演じるのは、本当に簡単なことだった。だって、私のままで演じればよかったから」
4カ国の国際色豊かな女優が揃い、ロンドン、タンジール、北サハラ、ローマ、メキシコシティなど世界各地で撮影をする『スペクター』。ジェームズ・ボンド役ダニエル・クレイグを筆頭に、『スカイフォール』から継続して、M役のレイフ・ファインズ、Q役のベン・ウィショーなどのキャストが出演。新たなキャストとして、『イングロリアス・バスターズ』のクリストフ・ヴァルツが悪役として登場するほか、アンドリュー・スコット、デイヴ・バウティスタらが起用されている。
『007／スペクター』は、2015年12月4日より全国公開（全米公開は11月6日）。
via：http://www.usatoday.com/story/life/movies/2015/07/20/meet-james-bond-women-spectre/30256295/?siteID=je6NUbpObpQ-Zsm_meCUP9jtn2tQCmUYPg
