人気スパイ・アクション・シリーズ24作目でダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンドを演じる最新作『007/スペクター』の最新予告編が世界同時公開された。謎に包まれていたボンドの過去、彼を魅惑するボンド・ガール、そして立ちはだかる謎の組織スペクターとの関係が描かれる。
『007/スペクター』は、『007/スカイフォール』(2012)に続き、ダニエル・クレイグとサム・メンデス監督が組むシリーズ最新作。『スカイフォール』のその後が描かれ、世界をまたにかけて活躍する英国の諜報機関MI6所属のスパイ、ジェームズ・ボンドの幼少期に関わる重要な秘密が掘り下げられる。
冒頭にメキシコの伝統的な祝祭「死者の日」の狂熱のパレードを舞台にしたアクション場面が映し出され、Qから受け取った最新鋭のボンドカー「アストンマーティンDB10」でのカーチェイス、雪山でのヘリコプターと雪上車のチェイスシーンなど迫力あるアクションが次々に披露されている。さらに、新たにボンド・ガールを務めるレア・セドゥ、モニカ・ベルッチの場面も登場し、セクシーで妖艶な彼女たちがボンドを魅惑している。
そして、これまでシルエットでしか登場していなかった悪役オーバーハウザーを演じるクリストフ・ヴァルツの登場シーンも初公開。不敵な笑みを浮かべると、「やぁジェームズ、ずっと私を探していたんだろう」とボンドに不気味に語りかけるオーバーハウザー。ボンドと何らかの関係のあったとされるオーバーハウザーは「私なんだよ、ジェームズ。君を苦しめ続けてきたのは」と意味深なセリフも放っている。スカイフォールで幼少期を過ごし、やがて英国の諜報員になったボンドの過去が、ついに正体を現す悪の組織スペクターと何か関係してくることが示唆されている。
前作『スカイフォール』から続投して出演するQ役のベン・ウィショー、M役のレイフ・ファインズ、ミス・マネーペニー役ナオミ・ハリスなどの登場シーンも確認できる。新たなキャストとしてクリストフ・ヴァルツが悪役ほか、アンドリュー・スコット、デイヴ・バウティスタらも出演。なお、サム・メンデスは、『スペクター』の続編では監督を務めないことを明言している。
『007/スペクター』は12月4日(金)より全国にて公開。
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