シム・ウンギョンと松坂桃李がW主演を務める映画『新聞記者』の公開日が6月28日(金)に決定。特報映像とティザーチラシビジュアルが解禁となった。
「報道メディアは権力にどう対峙するのか」を問いかける衝撃作。望月衣塑子(東京新聞記者)のベストセラー「新聞記者」を“原案”に、政権がひた隠そうとする権力中枢の闇に迫ろうとする女性記者と、理想に燃え公務員の道を選んだある若手エリート官僚との対峙・葛藤を描いたオリジナルストーリーとなる。
解禁となった両A面となるティザーチラシでは、シム・ウンギョンと松坂桃李が、国会議事堂を背に並 び立ちながら、それぞれ違う方向を向く姿に「この映画を、信じられるか」という大きなコピーが被さったものと、スポットライトがあたる国会議事堂と、そこに向かう車の流れが印象的な夜の霞ヶ関の風景に「たった今、権力の闇の中へ」というコピーが書かれた、どちらも刺激的なビジュアルとなっている。
特報映像では、シム・ウンギョン演じる新聞記者の力強い眼差しと涙、 松坂桃李演じる官僚の苦悩、葛藤や怒りといった繊細な表情が次々と映し出される。それぞれがどう自分の正義を貫こうとするのか。短いながらも全編に緊張感が溢れ、骨太な社会派サスペンスの誕生を予感させる。
近年でも、『バイス』や『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』など、国家の中枢の闇に迫る傑作は多く作られているが、どれも数十年後に事件を俯瞰して製作されているものが多い。その中で本作は、まだ世間の記憶に新しい出来事を題材に、まさに「たった今」の世の中を描くことで、今ならまだ間に合うかもしれないという可能性をも観る者へ提示している。
シム・ウンギョン コメント
松坂さんの作品は既に何本か拝見していたので、共演できたことを本当に嬉しく思っております。私にとって本作品は、芝居だけではなく日本語のセリフという乗り越えないといけない課題がありましたが、松坂さんの柔軟なお芝居に頼らせて頂きながら頑張ることが出来ました。監督のディレクションを直ぐに理解して芝居できる松坂さんの瞬発力をみて、沢山学ばせていただいた貴重な現場でした。このような機会を頂き、ありがたく思っております。
松坂桃李 コメント
やはり目力がすごい方です!パッションみたいなものが、目から伝わってくるので、そこはすごく刺激を受けました。 強く吉岡が迫ってくるところは、非常に記憶に残っています。あとはものすごくストイックで、監督と毎回ディスカッションしながら、 お芝居を組み立てているので、「すごい、僕とは全然違う」と感じました(笑)学ばなければいけないところだと思いました!妥協のなさというか、求め続けていく姿勢には大いに刺激をもらいました。
映画『新聞記者』は6月28日(金)より全国公開
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