『ダークナイト』シリーズや『インターステラー』のクリストファー・ノーラン監督の最新作が、ストップモーション・アニメーション映像作家で一卵性双生児のブラザーズ・クエイ(クエイ兄弟)についての35mmフィルムで撮影された短編ドキュメンタリー『Quay』であることがわかった。
クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』の次回作となる作品が、クエイ兄弟のスタジオでの製作の様子を収めたドキュメンタリーとなるようだ。
これは、ニューヨークで唯一の独立非営利団体の映画館「Film Forum」によるプロジェクト「The Brothers Quay On 35mm」シリーズの一編として製作されるもので、同劇場で現地時間8月19日に上映される予定となっている。
1947年米ペンシルベニア州・ノリスタウン生まれでロンドン在住のスティーヴン&ティモシー・クエイ兄弟は、1970年代から人形を使ったストップモーション・アニメーション製作を続け、高いストップモーション技術でカルト的な人気を誇る映像作家。東欧の文学や古典音楽、アート、とりわけポーランドの映画作家たちに影響を受け、作品の多くはセリフがなく、ダークなユーモアと奇怪な質感で独特の作風で知られる。
via:http://filmforum.org/film/quay-brothers-on-35mm-film