映画『君は月夜に光り輝く』公開記念ティーチイン舞台挨拶が26日、都内・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、永野芽郁、観客にサプライズで北村匠海(DISH//)が出席した。
死期が近づくにつれて肌が光るという原因不明の不治の病“発光病”。患者は病院から出ることが許されず、成人するまで生きることが出来ない。そんな発光病を患う余命いくばくもない少女・渡良瀬まみず役に永野芽郁。入院中のまみずと出会い、“籠の中の鳥”となって病院から出ることが許されない彼女の“叶えられない願い”を【代行体験】という形で叶えていくこととなり、姉を亡くし人の死に恐怖を覚えている青年・岡田卓也役に北村匠海(DISH//)が扮する。監督・脚本を『君の膵臓をたべたい』の月川翔が務める。
永野が客席通路を通って登場すると、女性だけでなく男性のファンからも大きな黄色い歓声が沸き起こった。さらに、スケジュールの都合で本来であれば不参加だった北村が、サプライズで急きょ会場に駆け付けると、さらなる歓声が上がった。事前に北村が本イベントのためにビデオメッセージを撮影していたことが明かされ、北村が「本当に来れなかった!台本にも立ち位置にも『永野芽郁』しかなくて…本当に急遽来れました!」とツッコミつつも映像が流れた。永野は「本物来ちゃってるよ!」と喜んでいた。
公開から12日が経ち、周囲の反応を聞かれると永野は「母親から(『君は月夜に光り輝く』の)LINEスタンプが送られてくる!」とコメント。北村は「(DISH//の)メンバーが『泣いたわ』男でも泣ける!』って言ってくれた」と反響を明かした。
ティーチインにて「お仕事で大切にしていることは?」との質問が。北村は「新鮮さ」と即答。「毎度毎度お芝居をしていると、もちろん似ている役に出会ったりもします。でも、新鮮さを持って楽しい気持ちで役に挑むようにしています。すごく新しい気持ちで現場に向かっています」と応えた。永野は「挨拶!挨拶とお礼ができたら、1人の人としてクリアだと思う。その先に求められるものがあるんですが、まず挨拶ができれば大丈夫」と笑顔をのぞかせた。
さらに「『これだけは引き受けたくない!』と思う代行体験はありますか?」と聞かれると、永野は「北村匠海のスケジュールは無理!北村匠海にはなりたくない(笑)すごく優しいし思いやりがあって、こうして忙しいのに来てくれる。でも…ちょっと(北村匠海になるのは)無理かも」とにっこり。その言葉に、北村は「僕の人生はオススメしないです(笑)」とコメントしていた。
映画『君は月夜に光り輝く』は全国東宝系にて公開中
(C)2019「君は月夜に光り輝く」製作委員会