チャニング・テイタム（35歳）が主演し女性を中心にアメリカで爆発的人気を集めた、男性ストリッパーを描いた映画『マジック・マイク』の続編『マジック・マイクXXL（原題）』の全米公開が一ヶ月後に迫り、チャリティーを兼ねたPRの一環で初試写会（スクリーニング）でサプライズ登場した。
『マジック・マイク』は、『ホワイトハウス・ダウン』『ジュピター』などで知られる人気俳優チャニング・テイタムが、自身の18歳頃の実体験をもとに男性ストリッパーを描き、筋骨隆々の男性ストリッパーたちの肉体美とダンスで全米女性たちの人気を集め、700万ドルの製作費で1億ドル以上の興行収入を得て社会現象を巻き起こした映画。
多くの女性ファンが集まるその続編映画『マジック・マイクXXL』試写会に、チャニング・テイタムが特殊メイクで薄毛の老人に扮装して登場。
マーケティングのための調査と称し、ファンへのインタビューを敢行した。「前作で一番よかった俳優は？」とのテイタムの質問に、彼が本人だとわかっていない女性は「マシュー・マコノヒー」と返答するなど、誰ひとりとして彼がチャニング・テイタム本人だと気づいていない様子でサプライズは順調に進む。
そして、3D試写会の上映前に扮装したチャニング・テイタムが再登場。「この映画は3Dですので、3Dメガネをおかけください」と観客を促すと、方々に隠れていた男性ダンサーたちが登場し、劇中さながらのセクシーなダンスを披露。
彼らがその様子をそばで見ていた老人を連れ出すと、最初は嫌がりつつも徐々にキレのある動きを見せ……ヒゲとカツラを外し正体を明かしたチャニング・テイタム。女性たちはようやくサプライズに気づき、狂喜乱舞の大歓喜。ドッキリは大成功を収めた。
この企画は、海外のチャリティーサイトOmazeとの協力によって行われたもの。当選者1名（とその友人）はテイタムとともにプレミア披露試写会およびアフターパーティーに同行できるなどの特典が用意されている、10ドルより募金を募っているチャリティ・キャンペーンが今後予定されており、集まったお金は慈善団体「ルナ財団」に充てられる。Omazeは『アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン』の際に、ロバート・ダウニー・ジュニアと協力したスペシャル・チャリティーを企画している。
映画『マジック・マイクXXL（原題）』は7月1日より全米公開予定（日本公開未定）。
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