大人気シリーズの最新作でクリス・プラット主演の映画『ジュラシック・ワールド』が、公開3日間で映画史上初の5億ドル突破の歴史的大ヒットを記録。全米オープニング興収で『アベンジャーズ』(2012)の記録を、全世界オープニング興収で『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』(2011)の記録を塗り替えた。
現地時間6月12日(金)より全米4274館で封切られた『ジュラシック・ワールド』のオープニング週末3日間の興行成績が全世界合計で5億1180万ドル(約630億円)に上り、『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』が記録した約4億8000万ドルを抜き、歴代週末興行成績1位を記録した。
66の国と地域で上映が始まった『ジュラシック・ワールド』が樹立した世界オープニング週末成績の5億ドル突破は、映画史上初となる驚異的数字となる。全米国内においても、12日~14日の週末3日間で2億880万ドルを稼ぎ出し、『アベンジャーズ』の持つ歴代週末興行成績(2億740万ドル)を抜いて1位に輝いた。
<全世界オープニング興収> *オープニング3日間の興行収入成績
1. 『ジュラシック・ワールド』(2015) 5億1180万ドル
2. 『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』(2011) 4億8320万ドル
3. 『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015) 3億9760万ドル
4. 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009) 3億9400万ドル
5. 『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』(2015) 3億9250万ドル
<全米オープニング興収>
1. 『ジュラシック・ワールド』(2015) 2億880万ドル
2. 『アベンジャーズ』(2012) 2億740万ドル
3. 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015) 1億912万ドル
製作・配給のユニバーサルによると、米国の観客の52%が男性、48%が女性と男女の割合いはほぼ半々であり、25歳以上の年齢層が約6割の多数を占めていたと見られ、性別問わず全年齢に広く支持されたファミリー映画として、22年前の第一作『ジュラシック・パーク』(1993)世代に浸透。観客の39%が25歳以下であることから親子連れでの鑑賞が多かったようで、これまでのシリーズを知らない若年層にも広がりをみせた。
また、世界で上映されている劇場の約半分が3D方式で上映されており、鑑賞者の48%が3Dで鑑賞しているようだ。「恐竜」「テーマパーク」を臨場感あるIMAXの大画面で体験したい観客たちの集客を集めた。
二世代にわたるファミリー映画として、自宅では体験できない大画面・3Dに適した壮大なスケールの映画として、そして、2014年の映画『LEGO ムービー』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でもOP興収1位を記録した主演のクリス・プラットの高い人気などがヒットの要因に挙げられる。クリス・プラットはすでに『ジュラシック・ワールド』の続編に出演契約を交わしている。
なお、この歴史的メガヒットを受け、日本での本作の公開日が8月7日(金)から8月5日(水)に繰り上げされることも発表された。
『ジュラシック・ワールド』は、前作『ジュラシック・パークIII』(2001)から14年ぶりのシリーズ最新作で、シリーズ第1作『ジュラシック・パーク』と第2作『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』でメガホンをとった巨匠スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めるアクション・アドベンチャー。遺伝子操作により作られた凶暴な新種の恐竜インドミナス・レックスが暴走し、2万人の来園者がいる恐竜のテーマパーク内に解き放たれことで、人々がパニックに陥る様が描かれる。
『ジュラシック・ワールド』は、8月5日(水)より全国公開。
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