日本を含め公開された69の全ての国と地域でオープニング興行収入第1位を記録している歴史的大ヒット映画『ジュラシック・ワールド』より、恐竜パーク“ジュラシック・ワールド”を突如としてパニックに陥れる新種の恐竜インドミナス・レックスが暴れ回る本編映像の一部が公開された。
映像は、叔母のクレアが最高責任者を務めるパークでザック(ニック・ロビンソン)とグレイ(タイ・シンプキンス)が、恐竜を間近で見られるアトラクション「ジャイロスフィア」を楽しんでいる最中、檻から脱走したインドミナス・レックスに遭遇してしまい、必死に逃走するスリリングな場面。恐竜好きで好奇心いっぱいの元気な11歳の弟グレイと、スマートフォンと女の子から目を離さない兄のザック、それまで足並みの揃わなかった兄弟が、脅威を前にしてはじめて協力をみせるシーンにもなっている。
撮影が開始すると同時に、コリン・トレボロウ監督から、兄弟役の二人は兄弟の感情と関係の変化、視覚効果を後から追加するための技術的な点を説明を受けたことをロビンソンは明かす。「コリンにとって、ストーリーにおけるエモーショナルなシーンや技術的に必要な点などを僕たちが全て把握することが最優先事項だった。そうすれば、後は僕たちを殺そうとするCGの恐竜を追加する作業に専念できるからね」
また、二人は撮影の外でもすぐに仲良くなり、それは演技にも反映されていたとクレア役のダラス・ブライス・ハワードは話す。「ニックには実際にタイくらいの年の弟が2人いて、タイにもお兄さんがいるから、2人はすぐに本当の兄弟のように仲良くなったの。見ていて微笑ましかったし、役やストーリーに真実味を与えてくれたわ」
短い映像だが、襲いかかる恐竜と逃げる子どもたちのアクションを見ることができ、改めて大きなスクリーンで鑑賞したくなる内容になっている。
『ジュラシック・ワールド』は、新たな恐竜パーク“ジュラシック・ワールド”で遺伝子操作により作られた獰猛な新種の恐竜インドミナス・レックスの暴走により人々がパニックに陥る様が描かれる。主人公でパークの飼育員オーウェンを『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクリス・プラットが演じている。
映画『ジュラシック・ワールド』公開中
(C)Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment