織田信長に仕えていた黒人サムライ「弥助」ハリウッド映画化、主演はチャドウィック・ボーズマン

織田信長に仕えていた黒人サムライ・弥助を主人公にした映画をハリウッドが制作。『ブラックパンサー』でタイトルロールを演じたチャドウィック・ボーズマンが主演を務めることがDeadlineなどで報じられた。

チャドウィック・ボーズマン

弥助は、元々イエズス会宣教師アレッサンドロ・ヴァリニャーノによって日本に連れて来られた奴隷で、時の権力者、織田信長に気に入られたことで、帯刀を許されて信長に仕える身となった黒人の武士。信長の家臣、太田牛一が記し、史料的価値が高く評価されている『信長公記』においても度々登場した。また、昨今では海外でも驚きとともに注目を集め、映画化も少なからず期待されていたのが本作の主人公、弥助の物語だ。

実話に基づいたNetflixのオリジナルドラマ「ナルコス」を手がけたダグ・ミロが脚本を執筆。ブラックパンサー役としてワカンダ王国の国王ティ・チャラ役を務めたボーズマンは、「弥助の伝説は、歴史上最高に保たれた秘密だ。アジアにルーツを持たない唯一の侍」と前置きし、「これは単なるアクション映画ではない。文化的な出来事であり、交換であり、その一部になれることにとてもワクワクしている」と明かしている。

参考:https://deadline.com/2019/05/chadwick-boseman-yasuke-african-samurai-black-panther-1202608769/

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