2016年公開予定のディズニーの実写映画『ジャングル・ブック』のポスターが公開された。ジャングルで野生動物たちに育てられた人間の男の子の冒険譚。
ラドヤード・キップリングによる児童書「ジャングル・ブック」に基づくディズニーの名作アニメを『アイアンマン』のジョン・ファブローのメガホンで実写映画化する『ジャングル・ブック』。その第一弾ビジュアルが、米アナハイムのコンベンションセンターにて8月14日(現地時間)より行われているディズニーファンのための公式イベント「D23 Expo 2015」でのプレゼンテーションで初披露された。
本作は実写とCGを融合した作品となっており、同イベントのみで公開された映像は「新次元の美しさ」と評され、また、ディズニーの製作部長は「映画史上で最も高度な技術が盛り込まれる作品の一つになるだろう」と自信を覗かせている。
本作はジャングルで野生のオオカミに育てられた人間の子ども・モーグリを、動物たちが人間社会に戻そうとする物語。主人公のモーグリ役は、数千人のオーディションの中から選ばれた新人のニール・セシ。ほか、ボイスキャストとして、ビル・マーレイがクマ(バルー)、スカーレット・ヨハンソンがヘビ(カー)、イドリス・エルバがトラ(シア・カーン)、ベン・キングズレーがヒョウ(バギーラ)、ルピタ・ニョンゴが母親オオカミを演じ、脇を固める。
ディズニーアニメーション『ジャングル・ブック』(1967)は日本では1968年に公開され、ウォルト・ディズニーの遺作としても知られている。
映画『ジャングル・ブック』は2016年8月11日全国公開予定。
なお、米ワーナー・ブラザースでも『ジャングル・ブック』の実写映画化の製作が、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役で知られる英俳優アンディ・サーキスのメガホンで進められている。サーキスの長編映画監督デビュー作となるワーナー・ブラザース版では、実写とモーションキャプチャーをミックスした映画となる模様。サーキス自信も熊のバルーの声を担当するほか、ベネディクト・カンバーバッチ、クリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェットらが出演する。こちらは2017年公開予定。
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