『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』トム・ホランドが語る、ピーター・パーカーの“望みと責任”──

スパイダーマン

6月28日(金)に世界最速公開が決定した、スパイダーマンシリーズ最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後の物語を描き、MCU(マーベルシネマティックユニバース)フェイズ3の終幕であることが明らかになった本作。

スパイダーマンこと高校生のピーター・パーカーは、真のヒーローへと成長すべく、師匠とも言うべきアイアンマンに導かれてきた。そして今、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の戦いを経て、ピーター・パーカーは次なる戦いに挑むことになる。

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あのアベンジャーズの戦いの後、ヒーローの師匠であったアイアンマン(トニー・スターク/ロバート・ダウニー・Jr.)を失ったスパイダーマン。「どこに行っても彼(アイアンマン)を想い出す」、「会えなくて寂しいよ」とトニーを想い、そして、悲しみを忘れ去るため、アイアンマンの形見ともいえるAI搭載の高機能スーツである“アイアン・スパイダースーツ”を着用し“親愛なる隣人”として街の平和に努めるピーター。

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本作の予告では、そんなスパイダーマンことピーター・パーカーが、アイアンマンから“鉄の意志”を継ぎ、“親愛なる隣人”から“真のヒーロー”になることができるのか、注目が集まっている。すでに公開されている予告映像で確認できるピーターのサングラス姿を観たファンから、「ピーターがトニーのサングラスつけてるとか涙腺崩壊」、「トニーと同じサングラスつけてるの熱い」と、ファンの間で大きな話題に。本当にピーターが持ってるのはトニーのサングラスなのか?ピーターがサングラスを持っている理由とは?『アベンジャーズ/エンドゲーム』でトニーが家族に宛てたビデオメッセージがあるように、本作では、ピーター宛にもなにか用意されていたのだろうか?

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まるで親子のように、不器用ながらも絆を深めてきたスパイダーマンとアイアンマン。様々な戦いを経験し、そして、アイアンマンとの大きな別れを経験したことで、ピーターは、スパイダーマンである自分の在り方、さらには、アイアンマンから託された“鉄の意志”のプレッシャーから逃げ出そうとする。

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本作のピーターについて、演じるトム・ホランドは「彼は16歳で、友達とヨーロッパ旅行へ行きたがっている。普通のティーンエイジャーの生活を望んでいるんだ。」と語るように、スパイダーマン業を休み、夏休みを利用して友人たちとヨーロッパ旅行に出かける。しかし、旅先には、アベンジャーズの創始者にして、元S.H.I.L.D.E.長官のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が待ち構えていた。

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迫りくる新たな脅威を察したニックは、その戦いにスパイダーマンの力を必要としていたからだ。そして、現れたのが地、風、水、火の四大元素のうちの一つを操る、エレメンタル・クリーチャーズと呼ばれる巨大なクリーチャーたちだ。この怪物たちは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』での出来事によってできた宇宙の裂け目から地球上に現れたのだ。

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その圧倒的なパワーに翻弄されるピーターは「ソーは?キャプテン・マーベルは?」と他のアベンジャーズのヒーローたちに助けを求め、自身は“ネクスト・アイアンマン”ではないと、この戦いから距離を置こうとする。その状況にトムは、「僕は決して次のアイアンマンにはなれないよ。トニー・スターク、すなわちロバート・ダウニー・Jr.が唯一のアイアンマンだ。彼が絶対だよ。」と語る。

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さらにトムは続ける。「残念ながら、スパイダーマンでいることの責任から逃れられない。ただ、僕は決してアイアンマンではなく、ピーター・パーカーだ。彼の代わりをつとめようと努力はもちろんしているけどね」と本作で、“親愛なる隣人”から“真のヒーロー”になることを示唆するコメントも。

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今だ、全容が明かされないMCUフェイズ3最終作品となる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。ピーター・パーカーこと、スパイダーマンは本作でみんなが認める“真のヒーロー”となることができるか公開まで期待が高鳴る。

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は6月28日(金)より世界最速公開

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作品情報

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

4.4
2019/6/28(金) 公開
出演
トム・ホランド/ジェイコブ・バタロン/ゼンデイヤ/サミュエル・L・ジャクソン ほか(日本語吹き替え)榎木淳弥/高橋広樹/竹中直人 ほか
監督
ジョン・ワッツ