累計発行部数300万部を記録する押見修造の人気コミックを原作とした、映画『惡の華』の場面写真が一挙解禁となった。
鬱屈とした青春と、行き場のない衝動を描き、思春期の暗黒面をえぐり出した本作で主役・春日高男を務めるのは、今最も勢いに乗る若手俳優の伊藤健太郎。春日の中に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村役に玉城ティナ。春日が片思いをするクラスのマドンナ・佐伯奈々子役に秋田汐梨、お互い文学が好きなことをきっかけに春日と交流を深める常磐文役に飯豊まりえが扮する。監督を、原作者からの逆指名を受けた井口昇が務める。
場面写には、期せずして憧れの女子の体操着を手に掴み、鼻の先にあてがう春日高男。一時の気の迷いが、その後どんな展開を巻き起こすか全く予知できていない安らかな表情を見せている。このシーンの撮影時、井口監督は「全ての分子まで吸い取るくらいの嗅ぎ方をしてほしい」と伊藤さんに演技指導をしたというエピソードも。
その他、原作コミックから飛び出てきたような仲村佐和との2ショットが続々公開。足を組む仲村の前に心臓を抑えながら跪く春日、図書館で仲村に無理矢理体操着を着せられる春日など、2人の禁断の主従関係が垣間見える。
映画『惡の華』は9月27日(金)より全国公開
(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会