星野源が11年前に制作した楽曲「夜のボート」を新録、松尾スズキ監督・脚本・主演映画の主題歌に決定

「大人計画」の主宰・松尾スズキが監督・脚本・主演を務めた映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』の公開日が10月25日(金)に決定。星野源が11年前に制作した楽曲「夜のボート」が本作の主題歌に決定した。

108~海馬五郎の復讐と冒険~

宮藤官九郎や阿部サダヲなど多才なメンバーと共に、多岐にわたって活動してきた大人計画。主宰の松尾も、昨年には劇団とともに「松尾スズキ」として活動を始めて30周年という節目の年を迎えた。そんな松尾の次なるプロジェクトは自身が初めて監督・脚本・主演すべてを務め、「いいね!の数だけ女を抱いて、妻に復讐する」という前代未聞の<R18>問題作。共演には、中山美穂、岩井秀人、秋山菜津子、坂井真紀らベテラン俳優陣と、堀田真由、大東駿介、土居志央梨ら実力派の若手俳優陣が、それぞれ“強烈で個性豊かな”役柄に挑んでいる。

108~海馬五郎の復讐と冒険~
星野源

この度、星野源が11年前に制作した楽曲「夜のボート」が本作の主題歌に決定。「夜のボート」は、2008年に松尾スズキ作・演出の舞台「女教師は二度抱かれた」で、出演と全楽曲制作を担当していた星野源が作曲し、市川実和子と歌った劇中歌。松尾スズキ作詞、星野源作曲の「夜のボート」を、今回、映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』の主題歌として使用するためオファーを受けた星野源が、新たにレコーディングを行った。

脚本を書き始めた時から「夜のボート」を使用したいと思っていたという松尾。特に主題歌が使われている“衝撃的なあるシーン“には力を入れており、「夜のボート」が流れる様子を想像しながら脚本を書いたといいます。松尾が仕掛ける前代未聞の復讐劇に、大人計画で俳優として活動を共にしてきた星野の主題歌が加わり、映画の中でどのような化学反応を起こしているのか期待が高まる。なお、「夜のボート」はリリースの予定はなく、本作でしか聞くことができない楽曲となる。

星野源 コメント


松尾さんから、11年前に上演された舞台で僕が作った歌を「映画の主題歌にしたい」と連絡を頂きました。このとんでもない『108』という作品の主題歌にこの哀しい歌を選ぶあたり、松尾スズキ!って感じがしてとても好きです。

映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』は10月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

(C)2019「108~海馬五郎の復讐と冒険~」製作委員会

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