人気スパイ・アクション・シリーズ24作目でダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンドを演じる最新作『007／スペクター』より、最新ポスターが公開された。物語の発端となるメキシコの祝祭「死者の日」パレードの仮装が描かれている。
『007／スペクター』は、前作『007／スカイフォール』（2012）に続き、ダニエル・クレイグとサム・メンデス監督が組むシリーズ最新作。前作のその後が描かれ、世界を股にかけて活躍する英国の諜報機関MI6所属のスパイ、ジェームズ・ボンドの幼少期に関わる重要な秘密が掘り下げられる。
最新ポスターでは、サイレンサー付きワルサーPPKを手にしたダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドが、黒のスラックスに白いタキシード、フラワー・ホールには赤い花を挿した姿で仁王立ち。その姿は、シリーズ第3弾『007／ゴールドフィンガー』（1964）のショーン・コネリーを想起させ、そのオマージュではないかとも指摘されている。また彼の背後には、本編オープニングの舞台となるメキシコの伝統的な祝祭でガイコツをモチーフにしたパレード「死者の日」での不気味な予感がにじむ、髑髏の仮面をつけた謎の男が浮かび上がっているのが印象的だ。
さらにポスターには、ダニエル・クレイグが3名の共同プロデューサーの内の一人として名を連ねており、史上初めてジェームズ・ボンドを演じる主演俳優が映画『007』シリーズに製作者の一員として正式に携わっていることが判明した。
（追記）新ボンド・ガール役のレア・セドゥがボンドの横に並ぶ新ポスターも公開された。
ダニエル・クレイグを筆頭に、『スカイフォール』から継続して、M役のレイフ・ファインズ、Q役のベン・ウィショーなどのキャストが出演。新たなキャストとして、『イングロリアス・バスターズ』のクリストフ・ヴァルツが悪役として登場するほか、アンドリュー・スコット、デイヴ・バウティスタらが起用されている。なお、サム・メンデスは、『スペクター』の続編では監督を務めないことを明言している。
映画『007／スペクター』は12月4日（金）より全国公開。
via：http://www.slashfilm.com/james-bond-looks-dapper-and-deadly-on-new-spectre-poster/
