「007」シリーズ最新作、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌が公開された。
ビリー・アイリッシュは18歳で200万枚以上を売り上げ、本年度グラミー賞5部門を受賞。ボンド・シリーズの主題歌を手掛け歌うアーティストとしては史上最年少となる。その主題歌を現地時間2月18日(火)、ロンドンで開催されるイギリス最高峰の音楽の祭典「ブリット・アワード」で本作の音楽を手がけるハンス・ジマー、元ザ・スミスのギタリストであるジョニー・マーとともに初めてパフォーマンスすることが発表された。
本楽曲は、複数のグラミー賞を受賞しているビリー・アイリッシュの兄、フィニアス、さらに音楽プロデューサーのスティーブン・リプソンとともに制作され、ハンス・ジマーとマット・ダンクリーがオーケストラ用に編曲を、さらにギターをジョニー・マーが担当した。
本作のプロデューサーを務めるマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは、「ビリーとフィニアスが『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のために、力強く感情に訴える、さらに本作のストーリーの心情を描いた楽曲を作詞作曲したことを発表できてワクワクしています」とコメント。キャリー・ジョージ・フクナガ監督は「ボンドの主題歌を手がけるアーティストは限られている。僕はビリーとフィニアスの大ファンです。創造に対する誠実さ、実力は誰にも負けていません。次世代に響く彼らの声は本作に新たなる発見をもたらしています。この楽曲を皆さんに披露できる日が待ち遠しいです」とコメントした。
ビリー・アイリッシュは「この曲を手掛けるのはあらゆる点でクレイジーだった。この伝説的なシリーズの最新作の主題歌を手掛けるのは非常に光栄なこと。ジェームズ・ボンドは史上最高の映画シリーズよ。今でもショック状態」、さらにフィニアスも「ボンド映画の楽曲を手掛けることは僕らの長年の夢でした。『007/ゴールドフィンガー』や『007/死ぬのは奴らだ』のようにこれほどまでに作品と音楽が融合しているシリーズはありません。この伝説的なシリーズで一役を担えたことをとても幸運に感じています。007、万歳!」とコメントした。
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は4月10日(金)より全国公開