人気シリーズ24作目にして最新作『007/スペクター』の主題歌を、本年度グラミー賞最多4冠に輝いたサム・スミスが手掛けることがわかった。あわせて、主題歌となる新曲「Writing’s On The Wall」は9月25日(金)より購入・ストリーミングが可能になることも発表された。
主題歌にも毎回注目が集まる『007』シリーズ。シリーズ最高となる世界興収1000億円以上を稼ぎ出す大ヒットとなった前作『007/スカイフォール』(2012)では、その年のグラミー賞を制したアデルが歌う主題歌「スカイフォール」が同年度のアカデミー賞に輝いた。
今回も「レディオヘッド」やエリー・ゴールディングなど複数のアーティストの名が挙がっていたが、9月7日、自身のTwitterで本作の指輪写真を投稿し、自ら示唆していたサム・スミスが担当することが、9月8日、正式に発表された。テーマソング「Writing’s On The Wall」は、スミスと同じくグラミー賞受賞者のジェームス・ネピアの共同制作され、既に収録済みだという。
92年英ロンドン生まれのスミスは、デビューアルバム「In The Lonely Hour」(2014)が全英チャートで第1位、全米チャートで第2位を獲得し、第57回グラミー賞では最多の4部門を受賞した、今最も世界的に注目を集めるアーティスト。今回の大役について、スミスは自身のTwitterで喜びの声を発表。
I am so excited to be a part of this iconic British legacy and join an incredible line up of some of my biggest musical inspirations.
— Sam Smith (@samsmithworld) September 8, 2015
「私のキャリアの中で最も輝かしい瞬間の1つです。私が『スペクター』のテーマソングを歌うことがついに発表されて、とても嬉しいです」「歴史あるイギリスの象徴的作品に参加し、私の音楽に最も大きなインスピレーションを与えてくれた偉大なアーティストたちの中に加わることに、非常に興奮しています」
本作のプロデューサーであるマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは「サムの信じられない歌声によって、『Writing’s On The Wall』は間違いなくボンドの歴代主題歌の中でもベストの一曲に数えられるでしょう」と太鼓判を押している。
“6代目ジェームズ・ボンド”であるダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンドを演じる本作は、前作『007/スカイフォール』のその後が描かれ、世界を股にかけて活躍する英国の諜報機関MI6所属のスパイ、ジェームズ・ボンドの幼少期に関わる重要な秘密が掘り下げられる。
映画『007 スペクター』は、12月4日(金)よりTOHO シネマズ日劇ほか全国にて公開。
via:http://www.slashfilm.com/spectre-theme-song-sam-smith/#more-313326