8月30日(金)公開の映画『引っ越し大名!』より、姫路藩士の高橋四郎役として出演するお笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹がナレーションを務める特別映像が解禁となった。
映像では本作の主人公の春之介のあだ名から、舞台となる姫路城についてまで、『引っ越し大名!』に関するバラエティ豊かな4択クイズが飯尾より出題される。春之介のように「愚か者!こんなことも知らないのか!」と叱られることのないよう、この映像で予習をして映画公開に備えられえる映像となっている。
ナレーションを終えた飯尾は、「楽しい映像だったので、(収録も)楽しくさせていただきました」と言いながらも、映像内で自身のギャグ「ペッコリ45度」を声だけで披露したことに対して「恥ずかしかった」と照れ笑い。映画自体はエンターテインメント作品としての娯楽映画だが、飯尾の出演シーンは「現実を突きつけられる真面目なシーン」のため、映画を観ると「全編を通して明るい映画です(笑)」とギャップを楽しんだよう。さらに撮影時は「外撮影はカンカン照りで暑かったんですが、休憩時間に星野源くんが絶妙なタイミングで『アイスにしましょう!』と言ってくれたのが助かりました(笑)」と振り返った。最後に「普段から引っ越しはテンポよくと言いますが、映画もテンポがよくて、人のいい人の葛藤がコミカルに描かれていて、すごく楽しい作品」と魅力を語った。
また、合わせて本作に登場する個性豊かな登場人物のキャラクターポスターも解禁。今回お披露目となったのは春之介(星野源)、鷹村源右衛門(高橋一生)、於蘭(高畑充希)、山里一郎太(小澤征悦)、中西監物(濱田岳)、藤原修蔵(西村まさ彦)、本村三右衛門(松重豊)、松平直矩(及川光博)ら8名。ビジュアルとともに、「引っ越しは…戦でござる!」「女抜きで引っ越しができるとお思いですか?」など、各登場人物がお国の一大事である引っ越しにどのように絡んでいくのかがわかるような、印象的な台詞が添えられている。
「超高速!参勤交代」シリーズなどで知られる作家・土橋章宏の時代小説「引っ越し大名三千里」を原作とする本作は、生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、参勤交代をはるかに上回る莫大な費用がかかる無理難題の引っ越しをせねばならないお国の一大事を救うため、あらん限りの知恵と工夫で乗り切ろうとする姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語を描く。
主人公の書庫番で引っ越し奉行・片桐春之介役に星野源、春之介を引っ越し奉行に推薦する御刀番・鷹村源右衛門役に高橋一生、前任の引っ越し奉行・板倉の娘で父親から受け継いだ引っ越しのコツを春之介に指南する於蘭(おらん)役に高畑充希が扮する。監督は、『のぼうの城』で豊臣秀吉に立ち向かった500人の軍勢を圧倒的なスケールとユーモラスな人物像で描き注目を集めた犬童一心が務める。
映画『引っ越し大名!』は8月30日(金)より全国公開
(C)2019「引っ越し大名!」製作委員会