映画『引っ越し大名!』初日舞台挨拶が30日、都内・丸の内ピカデリーにて行われ、キャストの星野源、高橋一生、高畑充希、及川光博、濱田岳、監督の犬童一心が登壇した。
「超高速!参勤交代」シリーズなどで知られる作家・土橋章宏の時代小説「引っ越し大名三千里」を原作とする本作は、生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、参勤交代をはるかに上回る莫大な費用がかかる無理難題の引っ越しをせねばならないお国の一大事を救うため、あらん限りの知恵と工夫で乗り切ろうとする姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語を描く。
星野源、6年ぶり主演作公開に喜び「ものすごく嬉しい!」
主人公の書庫番で引っ越し奉行・片桐春之介役を演じる星野は、大勢のファンを前に「本日、Instagram(@iamgenhoshino)を始めました!」とハニカミ。高畑は「源さんのインスタに出たいです!」、星野は「ぜひぜひ!」と喜んでいた。
公開初日を迎え「ものすごく嬉しいです!6年前に主演をさせていただいた時は、自分に色々ありプロモーションをがっつりできない状況で初日を迎えてしまったことがあります。今回たくさん稼働をさせていただき、撮影から1年半くらいが空き、すごく待ってきた今日初日なので非常に嬉しいです!」と感慨深い様子だった。
星野源×高橋一生×濱田岳、現場で“わちゃわちゃ”
撮影現場では、星野・高橋・濱田の3人で和気あいあいとしていたという。だが、高橋・星野からゲームの話を受け「今度買ってみます〜!」と適当に促していたことを明かす濱田。幾度も共演経験のある高橋は、そんな濱田の現場での振る舞いに「何作かやってるとわかってきますよ、この野郎の(笑)」と吐露し、笑いをさらっていた。
犬童監督は「3人でずっと楽しそうに何かを話してずっと笑ってる。なんかスピーカーの話を楽しそうにしていた(笑)」と現場での3人の様子を語り、及川も「女子の好きな“わちゃわちゃ”ですよ!ずっとわちゃわちゃしてた」と明かした。
“共演者のこの人は〇〇大名!”
イベントでは、登壇者同士で“共演者のこの人は〇〇大名!”を発表する一幕が。及川は、星野に対し「源ちゃんはインスタ大名!」と笑いをさらいつつ、「“気配り”大名!人を嫌な気分にさせない。控えめで穏やかなコミュニケーションをとる方」と星野の人柄の良さを表現。濱田も「クソ優しいんです!優しすぎて大名になんかなれない(笑)撮影は炎天下で過酷なのに、みんなに常に優しい。オフの時ご飯ご一緒してもずっと優しい。クソ優しい、根暗な印象です!」と明かした。
一方で高橋は、濱田のことを「難癖大名!」と表し、「僕は楽屋でずっと岳ちゃんに怒られてばっかりだった。萎縮してお芝居がなかなか…」とこぼす。その言葉に濱田が「そういうやり方なんだ。絶対覚えとけよ。心外です。横(隣で高橋が)ブーブー言ってるから、それを拾ってあげてただけじゃないかっ」と難癖をつけ、笑いをさらう。星野は「これで仲良いんだから不思議です(笑)」と笑みをこぼしていた。
星野源、“引っ越しそば”に満面の笑み!
トークセッション終了後、公開初日を祝し、ステージ上にて登壇者による鏡開きを敢行。樽の中には、本作の“引っ越し”にちなみ、“引っ越しそば”が入っており、星野はそばを箸で持ち上げ満面の笑みを浮かべていた。
なお、星野源の全シングルとアルバム(1stアルバム『ばかのうた』から最新アルバム『POP VIRUS』まで)のストリーミング配信が8月30日(金)よりスタート。さらに、星野源にとって初となるワールド・ツアー『星野源 POP VIRUS World Tour』の開催が決定。11月23日(土)の上海公演からスタートし、ニューヨーク、横浜、台北を巡る。
映画『引っ越し大名!』は全国公開中
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