映画史上“最小”のヒーロー、アントマンのシリーズ第3弾となる『アントマン3/Ant-Man 3(原題)』の制作が正式に決定したことが明らかになった。
ハリウッド・リポーター誌によれば、本作のメガホンを握るのは『アントマン』(2015年)『アントマン&ワスプ』(2018年)を監督したペイトン・リード。前作でも多くの謎を残した本作。アントマン役をポール・ラッドが続投し、2020年あるいは2021年にクランクインし、2022年に公開される見通しだ。
マーベル・スタジオは『ブラックパンサー2/Black Panther 2(原題)』を2022年5月の公開を予定しており、同年2月と7月にマーベル映画(タイトル未決定)の公開を予定していることから、そのどちらかの月に『アントマン3/Ant-Man 3(原題)』が公開されるのではないかと見られている。
現時点では詳細は明らかになっていない。だが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のエンディングを考慮すると、ラッド演じるアントマンことスコット・ラング、エヴァンジェリン・リリー扮するホープ・ヴァン・ダイン、スコットの娘キャシーを中心とする物語が展開するとみられる。また、ピム博士役のマイケル・ダグラス、その妻ジャネット役のミシェル・ファイファーが再び登場しないとも考えにくい。
前作のプロデューサーを務めたスティーヴン・ブロサードは、「もし『アントマン3/Ant-Man 3(原題)』が制作されれば、より量子世界を掘り下げる作品になるのではないか」とその可能性をほのめかしており、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に少なからず影響を与える作品になりそうだ。