映画『キングダム』Blu-ray&DVDのリリースを記念して、前夜祭を開催。MCクォイジリー岡田が務め、ゲストには原作ファンの小島瑠璃子、本作のプロデューサーを務めた松橋真三が登壇。さらに、劇中で嬴政・漂役を演じた吉沢亮が松橋プロデューサーの当日要請に対し、急遽サプライズで駆けつけた。
『キングダム』を観た感想を聞かれた小島は、「良い意味で期待を裏切られました。原作のスケールはそのままで映像になったことで、リアルに感動的なシーンが⼊ってきて、『キングダム』をこういう風に映像化して下さって、“ありがとうございます!”という気持ちでした」とコメント。
松橋プロデューサーは、小島のイベントへの出演を熱望していたそうで「今日は小島さんにお礼を言いたくて、『キングダム』の製作資⾦集めをしていた時に、小島さんが出演していた『アメトーーク!』のDVDを配って“こんなに面白い漫画なんですよ”と、営業をしていたんです。なので、映画『キングダム』は小島さんがいなかったら実現していなかったといっても過言じゃないんです!」と、映画製作の初期段階で小島が出演したバラエティ番組が影響を与えていたことを明かした。
これには小島は驚いたようで、「いやぁ ー、嬉しい!」と満面の笑顔を⾒せた。原作も映画も大ファンという小島は、松橋プロデューサーを質問攻めに。小島の「どれくらいお⾦がかかったんですか?」という⽣々しい質問には、松橋プロデューサーが「おそらく(邦画の中で)今世紀で一番お⾦がかかっているのではないか」と回答。すると会場からはざわめきが起こるなど、『キングダム』製作の舞台裏に、小島と会場に集ったファンは驚きを隠せない様子だった。
さらに、松橋プロデューサーからの連絡で急遽イベントに駆けつけたという吉沢亮がステージにサプライズ登場すると、会場からは⻩⾊い歓声が。サプライズ登場にファンは大興奮の様子だった。吉沢は「ちょうど近くで取材をしていて、今日は来てしまいました」と挨拶。中国での撮影時のエピソードについて聞かれた吉沢は、「王宮でのアクションシーンは、⻑い距離を⾛って大変だったんで、酸欠になりそうなくらい頑張って10テイクくらい撮影したんですが、結局2テイク目が本編で使われていました(笑)」と当時を振り返り、会場の笑いを誘った。
またイベント中には、『キングダム』公式Twitterで募集された質問に松橋プロデューサーが答えるなど、熱く『キングダム』制作の舞台裏についてのトークを披露。そして、来場者に向けて原作の原泰久から届いたスペシャルメッセージを読み上げた。「皆さん、本日はご来場ありがとうございます。明日、いよいよ映画『キングダム』ブルーレイDVDが発売になります。あの映画館での興奮を、今度は家や仕事場で何度も味わえると思うと嬉しいです。あそこやあそこやあそこで、また泣いてしまうのだろうな〜(笑)。まだ映画をご覧になっていない⽅はぜひご視聴を。びっくりすると思いますよ。すでに映画館でご覧になられた⽅々も、ご⾃宅などで再び映画『キングダム』の世界におひたり下さい。そして落ち着きましたら、今度はゆっくり原作との違いを発⾒するなどして楽しんでみて下さい(笑)。プレミアムエディションのブックレットでは、佐藤信介監督と僕の対談もお読みいただけますので、ぜひ⼿に取ってみてください。どうぞ宜しくお願い致します」とコメントが到着。会場に集まったファンから温かい拍⼿が送られた。
最後に、小島が「原作のファンの⽅も、『キングダム』に触れたことがない⽅も、1本の映画として素晴らしい作品になっていると思います。私もブルーレイ、DVDが発売されたら、何度も⾒返したいと思います」とコメント。吉沢は「撮影に⼊る前の準備期間からずっと 全員が熱い想いを持って挑んだ作品で、本当にそれだけの熱いものができたなと思って、僕らも⾃身をもってお届けができる作品になっています。ぜひブルーレイ、DVDで何度も⾒ていただいて、細かい部分まで注目して欲しいと思います」と作品の魅⼒をアピールして、イベントは幕を閉じた。
イベント終了後、イジリー岡田、小島瑠璃子の2名による囲み取材が⾏われ、小島が吉沢の印象について「溢れ出る涼し気な目元と気品が嬴政そのままでした。実際にお会いしても、ぴったりの役柄だと思いました」と語った。
映画『キングダム』Blu-ray&DVDは11月6日(水)リリース・レンタル開始/10月9日(水)より順次デジタル先行配信
(C)原泰久/集英社 (C)2019映画「キングダム」製作委員会