玉城ティナが主演を務める映画『地獄少女』より、実写とアニメのコラボ映像が解禁となった。
オリジナルテレビアニメとして2005年より放映されて以降、コミカライズをはじめ、テレビドラマ、ライトノベル、ゲーム、2.5次元舞台などと幅広く展開され、確固たる人気を博してきた「地獄少女」。〈地獄通信〉サイトを通して依頼を受けたターゲットを地獄に送る地獄少女・閻魔あい役に玉城ティナ。監督は『貞子vs伽椰子』『不能犯』などで知られる白石晃士が務める。
アニメ版閻魔あいの凛とした眼のアップで始まる映像は、「闇に惑いし哀れな影よ・・・」と、地獄に送る際の口上を実写とアニメの閻魔あいが代わる代わる現れ、交互に言い合う形で進行する。映像の最後には、言い渡される決め台詞「いっぺん死んでみる?」というシーンが描かれている。
閻魔あいについて、アニメ版を演じた声優・能登麻美子は「無慈悲でありながら慈悲があり、美しく、どこか人を引き込む力を持つキャラクター」とし、演じるにあたり「人ならざる存在なので、生っぽくならない様、ある種の冷たさ、無機質さを意識しました」と語った。
一方、実写版を演じた玉城ティナは「目線と声の使い方に、一番気を使いました。ここまで目線のひとつひとつに意味を持つ役はこれまでにもなかったです。閻魔あいでいる間は、まばたきをやめ、会話のシーンでも、相手と目線を合わせずどこか違う次元にいるような感じをだせるよう心がけました。声の作り方は能登さん演じるアニメの閻魔あいを参考にしました」とこだわりを伺わせた。公開に先駆け、いち早く実写映画『地獄少女』の玉城版・閻魔あいを観た能登は、「美しさ、存在感に圧倒され、ただただ見惚れていました」と絶賛している。
映画『地獄少女』は11月15日(金)より全国公開
(C)地獄少女プロジェクト/2019 映画『地獄少女』製作委員会