「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ出版秘話に基づくミステリー映画が『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』の邦題で2020年1月24日(金)に公開される。この度、本作の予告編とポスタービジュアルが解禁となった。
トム・ハンクス主演で映画化もされた「ダ・ヴィンチ・コード」など、社会現象を巻き起こした小説「ロバート・ラングドン」シリーズ。その4作目「インフェルノ」出版時、驚くべきミッションが遂行された。物語の舞台はフランスの人里離れた村にある洋館。全世界待望のミステリー小説「デダリュス」完結編の世界同時出版のため、その洋館の地下に隠された要塞のごとき密室に、外出はおろかSNSや電話などの通信も禁止された9カ国の翻訳家が集められる。
富と名声にとりつかれた出版社社長役のランベール・ウィルソンをはじめ、オルガ・キュリレンコ、アレックス・ロウザーらが一癖も二癖もあるキャラの立った翻訳家を演じている。監督・脚本は、日本でもスマッシュヒットを記録した『タイピスト!』(12)で長編映画監督としてデビューし、セザール賞新人監督賞にもノミネートされたレジス・ロワンサルが務める。
予告編は、世界各国から集められた9人の翻訳家が物語の舞台となる洋館に集められるところから始まる。空港並みの厳しいセキュリティチェックを通り、地下室の厳重な扉の先に案内された9人だったが、「まるで囚人だな」というセリフが示すとおり、常に監視されながらの翻訳作業に戸惑いを隠せない様子が映し出されている。
出版社社長の元にベストセラー本の原稿を人質に取った脅迫メールが届きたことをきっかけに、疑心暗鬼に陥る9人の翻訳家によるエスカレートしていく犯人探し、刻々と過ぎていくタイムリミット、完全隔離された洋館で巻き起こる予測不能な展開に期待が高まる映像となっている。
映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』は2020年1月24日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイント、新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー
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