藤原竜也主演、竹内涼真共演の映画『太陽は動かない』の超特報映像2種が解禁となった。
「怒り」「悪人」などで知られる吉田修一の同名小説を映画化した本作。主演を藤原竜也が務め、共演に竹内涼真が名を連ねる。2人は心臓に小型爆弾を埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫るという、極限まで追い詰められた秘密組織のエージェントを演じる。監督を『海猿』『MOZU』シリーズなどを手がけた羽住英一郎が務める。
藤原演じる鷹野、竹内演じる田岡の2人が映る超特報映像が解禁。暗闇の中、赤い光が点滅、やがて椅子に縛られた鷹野が浮かび上がり…点滅していたのは鷹野の心臓。2000年には無人島で中学生同士の殺し合いに強制参加させられ、2006年には死神のノートで新世界の神になる。…と、これまで藤原は唯一無二の俳優として類を見ないほど数々の強烈なキャラクターを演じ、常に日本映画界のトップを走り続けてきた。そんな藤原が2020年に満を持して挑むのは、「心臓に爆弾を埋め込まれるエージェント」。これまでにはない、藤原竜也史上最悪で絶体絶命の状況に追い込まれる。
一方の竹内扮する田岡は、上半身裸で腕を縛られ横たわり、必死でもがく苦しい表情を見せている。鷹野同様、絶体絶命の危機しか感じられない赤く点滅する心臓。2014年には車に乗る変身ヒーロー、2016年には野球部のキャッチャーとして甲子園を目指したり、2018年には冷徹、ヒネクレ者で頭脳明晰なセンセイになったり…と、清く爽やかな役柄を重ねてきた竹内もこれまでとは打って変わって、心臓に爆弾を埋め込まれたエージェント、田岡を演じることで今までに見せたことのない顔を見せる。
東欧ブルガリアでの約1ヶ月にも及ぶ海外ロケでは市街地の道路を完全封鎖したカーアクションシーンの撮影や、列車を丸ごと貸し切り、首都ソフィアにて終日走行させながらのアクションシーンの撮影など、邦画・連続ドラマの枠に収まりきらない、日本では実現不可能ともいえる異例づくしの大規模な撮影をこなし、日本国内での撮影も無事に終えて8月にクランクアップ。公開は来年の5月15日(金)に決定した。
映画『太陽は動かない』は2020年5月15日(金)より全国公開
(C)吉田修一/幻冬舎 (C)2020 映画「太陽は動かない」製作委員会