大泉洋が主演を務める映画『騙し絵の牙』の公開日が6月19日(金)に決定。宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也ら追加キャスト12名が発表された。
ミステリー小説「罪の声」の著者・塩田武士が、「大泉洋」を主人公にあてがき(その役をあらかじめ決めた俳優を想定して書き下ろすこと)して表紙モデルにも起用、2018年本屋大賞にランクインされた小説「騙し絵の牙」(KADOKAWA刊)。主演に大泉洋を迎え、吉田大八監督が映画化。共演に松岡茉優、佐藤浩市らが名を連ねる。
ミステリアスでカリスマ性のある新人デビュー作家・矢代聖役に宮沢氷魚。矢代とともに速水率いる「トリニティ」を盛り上げる超人気ファッションモデル城島咲役に池田エライザ。亡くなった「薫風社」社長の息子・伊庭惟高役に中村倫也。その惟高の後見人で保守派の常務・宮藤和生役に佐野史郎。伝統ある薫風社の文芸誌「小説薫風」編集長であり、速水と敵対する江波百合子役に木村佳乃。江波の忠実な部下である編集者・三村洋一役に和田聰宏。編集長の速水を疎ましく思う「トリニティ」副編集長・柴崎真一役に坪倉由幸。改革派の専務・東松(佐藤浩市)と手を取る大手外資ファンド代表の郡司一役に斎藤工。
ヒロイン・高野の父で、小さな書店の店主・高野民生役に塚本晋也。高野が接触する謎の男役にリリー・フランキー。速水のよき相談相手であり、お茶の間でも人気の文芸評論家・久谷ありさ役に小林聡美。速水の前に立ちふさがる文学界の大御所作家・二階堂大作役に國村隼が扮する。
舞台となるのは、大手出版社「薫風社」。創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡って権力争いが勃発する中、専務・東松(佐藤浩市)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされる。だが速水は、一見頼りないながらも実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。嘘、裏切り、リーク、告発…クセモノ揃いの上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者・高野(松岡茉優)を巻き込んだ速水の生き残りを賭けた“大逆転”の奇策とは!?
映画『騙し絵の牙』は6月19日(金)より全国ロードショー
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