マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの監督として知られるジェームズ・ガンが、脚本兼監督を務めたDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド/The Suicide Squad(原題)』の撮影を無事終えたことを自身のInstagramで明らかにした。
本作は、2016年に公開されたデヴィッド・エアー監督の『スーサイド・スクワッド』のリブート版で、減刑と引き換えに自殺行為にも等しい任務を与えられたDCコミックスのヴィランたちが活躍するアンチヒーロー映画。
ガン監督にとって『ザ・スーサイド・スクワッド/The Suicide Squad(原題)』は、2018年に突如『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3/Guardians of the Galaxy 3(原題)』の監督から解雇されてしまって以来の監督復帰作でもある。Deadlineによれば、「脚本の執筆は、『ドーン・オブ・ザ・デッド』以来の楽しさ」であったとのことで、ガン監督のファンにとっては待望の新作となることは間違いなさそうだ。
2016年に公開されたデヴィッド・エアー監督の『スーサイド・スクワッド』でハーレイ・クイン役を演じたマーゴット・ロビー、リック・フラッグ役のジェエル・キナマン、アマンダ・ウォーラー役のヴィオラ・デイビス、そして、キャプテン・ブーメラン役のジェイ・コートニーは本作にも同役で出演。
ジェームズ・ガン監督による本作では新たに、『マイティ・ソー』シリーズのヘイムダル役のイドリス・エルバ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のヨンドゥ役のマイケル・ルーカー、同じく『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に出演のネイサン・フィリオンや、ガン監督の弟で俳優のショーン・ガン、『マイティ・ソー バトルロイヤル』の監督であり、コーグ役を演じたタイカ・ワイティティ、『アントマン』シリーズでカート役を演じたデヴィッド・ダストマルチャンら錚々たる俳優陣が出演することでも話題になっている。
Instagramへの投稿によれば、撮影開始の2週間前には自身の父親を、撮影終了の2週間前には自身の飼い犬を亡くしてしまい、ガン監督にとって本作の制作は人生の中でもとてもハードな時期だったというが、それと同時に映画の制作に関わったすべての人への感謝の念も綴っている。
『ザ・スーサイド・スクワッド/The Suicide Squad(原題)』は2021年8月6日(金)全米公開予定