9月11日(金)公開の映画『ミッドウェイ』より、メイキング映像が解禁となった。
未曾有の戦いとなった第二次世界大戦の中でも、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られるミッドウェイ海戦。『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ監督が、日本の運命を決した歴史的海戦を20年に及ぶリサーチを経て鮮明に描く本作。キャストには、エド・スクライン、パトリック・ウィルソン、ルーク・エヴァンス、豊川悦司、浅野忠信、國村隼、マンディ・ムーア、デニス・クエイド、ウディ・ハレルソンら日米の実力派俳優が集結した。
空母エンタープライズを模した巨大なセット、世界にたった一機の爆撃機を映したメイキング映像が解禁。映像からは、製作陣の並々ならぬこだわりが切り取られ、戦闘機や急降下爆撃機、本編では映しきれないような航空母艦の内部に至るまで、徹底的に作り上げた様子が垣間見える。
本作において重要な存在の一つに空母エンタープライズを挙げる、プロダクション・デザイナーのカーク・ペトルッチェリは、巨大なステージにほぼ原寸大のセットを作成したと明かす。機銃、ブリッジ、ワイヤー、戦闘機のほか、船首や操舵室、食堂までをも再現した。ルーク・クラインタンクは「エンタープライズに乗船した気分だった」と撮影当時を振り返る。文字通り、俳優が役に入りきるための大きな土台となった。
「この映画のために作られた、ダグラス社製の爆撃機と電撃機がある」とルーク・エヴァンスが語るように、米軍の艦上機、SBDドーントレスとTBDデヴァステイターの機体も再現された。博物館から設計図を借り、地球上に一機も現存していなかったTBDデヴァステイターを、ネジ一本に至るまで作り上げたペトルッチェリは「翼は実際に折りたためる。エンジンも駆動し、排気も可能な作りだ」と、その出来栄えに胸を張る。最後にペトルッチェリは、「国を守って命を落とした人々に敬意を表すため、きちんと作りたかった」と熱い思いも語った。
映画『ミッドウェイ』は9月11日(金)より全国公開
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