10月16日(金)に公開を迎える『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。その公開を記念して、10月10日(土)、17日(土)と2週連続でフジテレビ 土曜プレミアムにて「鬼滅の刃」<兄妹の絆><那田蜘蛛山編>の放送が決定した。
昨年9月末にTVアニメ最終話「新たなる任務」が放送され、“竈門炭治郎 立志編”の物語が幕を閉じ、主人公の竈門炭治郎とその仲間たちが今回の舞台となる“無限列車”に乗り込むシーンで終了した最終話から繋がる本作。今回の土曜プレミアムでは、その炭治郎が鬼を退治する剣士“鬼殺隊”に入隊するまでの所謂“序章”の物語に加え、成長した炭治郎とその仲間たちが圧倒的な強さを誇る鬼たちとの激闘を繰り広げるエピソードを地上波の全国ネットのゴールデン・プライム帯(19時~23時)で初放送。
10月10日(土)21時放送の第一夜は、アニメ『鬼滅の刃』の第一話~第五話で構成された『兄妹の絆』を放送。2019年4月のテレビアニメ放送開始に先がけて期間限定で劇場上映されたこの物語では、炭を売る心優しい少年・炭治郎の日常が、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変。唯一生き残ったが凶暴な鬼に変異してしまった妹・禰豆子を守ろうとする炭治郎が、鬼を退治する“鬼殺隊”の剣士・冨岡義勇との出会いをきっかけに、禰豆子を人間に戻すため自らも“鬼殺隊”に入ることを決意する。この物語で描かれる、炭治郎と禰豆子の兄妹愛は「鬼滅の刃」を語る上で欠かせない要素の一つ。絆が試される最初の大きな試練に炭治郎と禰豆子はどう立ち向かっていくのか。
そして、10月17日(土)21時放送の第二夜は、アニメ第十五話~第二十一話で構成された『那田蜘蛛山編』を放送。新たな任務として、那田蜘蛛山へ行くよう命じられた炭治郎と、炭治郎の鬼殺隊仲間、我妻善逸、嘴平伊之助。彼らがそこで見たのは、蜘蛛の能力を使う鬼の一家を前に全滅寸前の鬼殺隊員たちの姿。鬼の強襲で散り散りとなってしまった炭治郎たちは、小柄な少年ながら圧倒的な強さを誇る鬼・累らと激突、命を削る死闘を繰り広げる。原作者・吾峠呼世晴も「作画、演出、音楽すべてがすごすぎて作者もボロ泣きしました」と絶賛したという、炭治郎と禰豆子の真の絆を発揮し、戦うシーンは必見だ。
上記放送以外にも『全集中!アニメ『鬼滅の刃』一挙放送』と題して第六話~第十四話、第二十二話~第二十六話の全話を放送する(関東ローカル)ことが決定。土曜プレミアムの放送と合わせると、アニメ『鬼滅の刃』<竈門炭治郎 立志編>の全てを網羅する一挙放送となる。詳細はこちら(https://www.fujitv.co.jp/kimetsu/index.html)。
アニメ「鬼滅の刃」プロデューサー・高橋祐馬(株式会社アニプレックス)コメント
私はアニメの作品イベントが好きなのですが、好きな理由の一つは「みんなで一斉に楽しめる、一緒に感動できる」からです。全国ネットのテレビ放送は、全国の方々が一斉に楽しめ、同じ番組で一緒に感動できる、ある種イベント的なものだと感じており、フジテレビ土曜プレミアムでの放送という新たなイベントにとてもワクワクしています。
上演作は、テレビアニメ放送前に一部映画館で上映していた『兄妹の絆』、今回の放送用に十五話~二十一話を再編集した『那田蜘蛛山編』、どちらも見所溢れる、2時間を超える長編作品です。是非、楽しんでいただけたら嬉しいです。
企画・渡辺恒也(フジテレビ編成部)コメント
劇場版『無限列車編』の公開に合わせて、アニメ『鬼滅の刃』をもっと多くの方にご覧いただきたいという、いちファンとしての純粋な想いから、この度の一挙放送企画を提案しました。放送形態には悩みましたが、炭治郎と禰豆子の長く厳しい旅の始まりの物語である<兄妹の絆>と、ファンの間でも“神回”として名高い第十九話「ヒノカミ」を含む『那田蜘蛛山編』を、2週連続の長編作品としてお送りすることにしました。今まで興味はあったけどまだ観たことなかったという方も、この機会にぜひアニメ『鬼滅の刃』の世界に触れていただけると幸いです!
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』10月16日(金)全国公開
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable