日本でも大ヒットを記録した『オーシャンズ』(09)のジャック・ペラン×ジャック・クルーゾ監督コンビが、新たなるネイチャードキュメンタリーの扉を開く映画『シーズンズ 2万年の地球旅行』。この映画の吹き替え版ナレーターに笑福亭鶴瓶が決定した。
映画は、氷河期が終わり、あらゆる生命が春を謳歌し始めた2万年前から現在、そして未来へと至る地球の歩みを、動物の目でとらえる全く新しいネイチャードキュメンタリー。総製作費40億、構想4年、400人のスタッフが最新の撮影機材を駆使し、歴史学、動物行動学、人類学、植物学ほか多くのスペシャリストと感動的な世界を紡ぎ出した。世界初の無音小型バギーの開発により、馬やオオカミと同じ目線で狩りの臨場感溢れる疾走に肉薄した映像や、『WATARIDORI』(01)で開発した軽量飛行機のさらなる改良により、雁の群れを並走飛行で撮影することに成功し、大空を遊泳する気持ち良さを体感できるものとなっている。
ネイチャードキュメンタリーのヒット作品は、『アース』(ナレ:渡辺謙)、『オーシャンズ』(ナレ:宮沢りえ)、『ライフ-いのちをつなぐ物語-』(ナレ:松本幸四郎&松たか子)、『日本列島 いきものたちの物語』(ナレ:相葉雅紀、長澤まさみ、ゴリ、黒木瞳)、『ネイチャー』(ナレ:滝川クリステル)など、いずれも豪華な面々がナレーションを担当。今回の作品での選定では、多くの世代にわかりやすく伝えるために、幼年から壮年まで幅広く愛され、落語やバラエティ番組、映画の吹き替え、俳優として活躍している笑福亭鶴瓶が適任として起用となった。
鶴瓶は、これまでのナレーション陣に続く大役に恐縮しながらも、「落語家ならではの語り口で一味違うネイチャードキュメンタリーにしたい。」と意気込みを語っている。
2016年1月15日(金)、TOHOシネマズ 日劇他 全国拡大ロードショー
配給:ギャガ
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