治すことだけが医療なのか、吉永小百合『いのちの停車場』初映像

吉永小百合が主演を務める映画『いのちの停車場』の特報映像が解禁となった。

いのちの停車場

南杏子による同名小説を『八日目の蟬』『ソロモンの偽証 前篇・事件 / 後篇・裁判』などで知られる成島出監督が映画化。金沢の小さな診療所・「まほろば診療所」を舞台に“いのち”に優しく寄り添う医師と、避けることのできない死を迎える患者とその家族が、それぞれの立場から病と向き合い、葛藤し、成長してゆく姿を描いた物語。主演の吉永小百合は122作目にして初の医師役に挑戦。共演に松坂桃李、広瀬すず、西田敏行をはじめ、石田ゆり子、南野陽子、柳葉敏郎、小池栄子、泉谷しげるらが名を連ねる。

特報映像は、主人公・咲和子が救命救急医として働く緊迫した場面からスタート。とあることをきっかけに故郷・金沢へ戻ることとなった咲和子は“いのちを救う救命医”から“いのちに優しく寄り添う在宅医師”として再出発させる。優しいまなざしで、患者と家族に寄り添う咲和子の姿に続くのは、「まほろば診療所」のメンバーたち。

尊敬する咲和子を追って金沢へやってきた野呂(松坂桃李)、訪問看護師の麻世(広瀬すず)、そして院長の仙川(西田敏行)らの、咲和子と共に様々な事情から在宅医療を選んだ患者と出会い、戸惑いながらも歩んでいく姿が名場面から切り取られ、彼女たちが患者たちと重ねる“いのちの一瞬の輝きに向かう大切な日々”を見守るかのような美しい四季折々、そして、優しく語り掛けるような名曲「アメイジンググレイス」が相まって、感涙必至の物語誕生を知らせる特報映像となっている。

映画『いのちの停車場』は2021年5月21日(金)より全国公開

(C)2021「いのちの停車場」製作委員会

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作品情報

いのちの停車場

いのちの停車場

3.6
2021/5/21(金) 公開
出演
吉永小百合/松坂桃李/広瀬すず/田中泯/西田敏行/石田ゆり子/伊勢谷友介/小池栄子/泉谷しげる/南野陽子/みなみらんぼう/柳葉敏郎
監督
成島出