大ヒット公開中の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、『エヴァンゲリオン』シリーズ興行収入・観客動員の最高記録を更新中だ。
4月11日(日)には庵野秀明(総監督)、鶴巻和哉(監督)、前田真宏(監督)、そして碇シンジ役・緒方恵美の登壇による舞台挨拶が新宿バルト9にて行われた。『エヴァンゲリオン』シリーズでの監督陣の舞台挨拶は史上初であり、今後も予定されていないことから、“最初で最後”の監督陣舞台挨拶ということで、登壇する新宿バルト9のシアター9は約3分で完売。さらに、全国328の映画館が参加という大規模な同時生中継も実施。全国からこの“ラストチャンス”に注目が集まった。
舞台挨拶の中では、庵野総監督から「スタッフの代表として、みなさまにお礼を言う最後のチャンスかな、と思って出ることにしました」「こういったニッチな(分野の)ロボットアニメで100億を目指せるというのはありがたいこと」と、シリーズ最高の記録を支えてくれた方々への御礼が述べられ、それを受けてSNS上では、「庵野秀明を100億の男へ」、「碇シンジを100億の男へ」というような声があがり、大きな反響を見せている。
加えて、宇多田ヒカルによる本作のテーマソング「One Last Kiss」をはじめとして、これまで宇多田さんが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズへ提供してきたテーマソングのすべてが収録されたEPが、発売1ヶ月たった中でありながら、4月10日付のオリコンデイリーアルバムランキングで1位となる異例の再浮上を見せるなど、多方面で『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の熱狂・勢いはいまだに続いている。
さらに、TikTokで10日夜に行われた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開記念スペシャルLIVE(高橋洋子、緒方恵美、TikTokクリエイターしんのすけ出演)では『エヴァンゲリオン』公式アンバサダーをつとめる高橋洋子が代表曲『魂のルフラン』『残酷な天使のテーゼ』などを歌い上げたのち、主人公・碇シンジ役、緒方恵美とのトークを展開。TikTokクリエイターしんのすけによる熱い『シン・エヴァ』の感想も述べられ、総視聴数はなんと13万人以上を記録。若い世代を中心として、多くの注目を集めている。
音楽・イベント・舞台挨拶、『シン・エヴァ』一色の週末となったこの4月10日(土)・11日(日)2日間の成績は興行収入2億6520万3150円、観客動員数16万807人を記録。公開初日からの35日間累計で興行収入74億2624万3700円、観客動員数484万8041人となり、興行収入・観客動員ともにシリーズ最高記録を更新中だ。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は大ヒット公開中
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