6月4日(金)から公開になった『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は3日間で興行収入5億円を突破。2作合わせての40億円突破も目前となり、週末ランキングの1位&2位を『るろうに剣心』が独占した。
4月23日(金)より公開された『るろうに剣心 最終章 The Final』は、4月25日(日)より発令された緊急事態宣言によって、東京、大阪などの主要都市では映画館が営業休止となり、当該地域に住む方々は長らく作品を観ることができない状況が続いていた。そんな中、遂に6月1日(火)より、映画館が再オープンし(※一部劇場は土日休業や時短営業)、晴れて全国の皆さまに作品を鑑賞して頂ける状況となった。
そうして迎えた初めての週末。2作連続での鑑賞を求める人が多く、都内劇場の「The Final」の上映回は満席が続出し、6月6日(日)時点で動員2,456,744人、興行収入は3,451,819,800円を突破し、「東京でやっと映画館が再開したので『るろうに剣心 最終章 The Final&The Beginning』を連続で観るナウ」、「本当にすごい迫力で世界にはいりこんでしまいました。アクションも凄まじかった!鳥肌たちました!映画館でみる映画って最高!」「やっとやっと‼︎最初の公開日からずっと観れるまで耐えてきたから真の初日が涙出るほど嬉しい!」など作品を待ち望んでいたファンの歓喜の声があふれている。
また、シリーズ最高傑作であり、佐藤健も「このエピソードを描かずにはいられなかった」と話す「The Beginning」も6月4日(金)に公開され、6月4日(金)~6日(日)の3日間で動員350,199人、興行収入508,072,400円の大ヒットスタートを記録した。剣心の十字傷の謎に迫るストーリーを描きながらも、剣心と巴の運命の出会いを通した究極のラブストーリーである本作に、「巴が美しすぎて切なかった・・・」「感想を言いながらもう泣けてくる」「この興奮を人に伝えずにいられないほどの秀作」と心を大きく揺さぶられたという声が続出。また、「これで完結ってのがすごい」「シリーズをずっと見てきてよかった」など遂に迎えたシリーズ完結に対して、感慨深くなるファンのコメントも数多く見受けられた。
映画業界としても史上初となる2作連続のランクインとなった「The Final」と「The Beginning」。2部作連続公開の作品はこれまで、「デスノート」&「デスノート the Last name」(2006年)、「SP 野望篇」&「SP 革命篇」「(2010年/2011年)、「GANTZ」&「GANTZ PERFECT ANSWER」(2011年)、「僕等がいた 前篇」&「僕等がいた 後篇」(2012年)、「ちはやふる-上の句-」&「ちはやふる-下の句-」(2016年)、など多くあるが、2作品が連続で1位2位を獲得したことは初めての偉業。前作の「伝説の最期編」公開時でも「京都大火編」が7位、「伝説の最期編」が1位であったことから、この数字のすごさと10年かけてスタッフ・キャストが一丸となって作り上げたシリーズの強みが発揮されたことがうかがえる。日本映画最大のフランチャイズの底力を見せつける結果となった。
緊急事態宣言下で公開が続いている「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」。ようやく2作品が同時に楽しめるタイミングとなり、まだ2作共に未見のファンにとっては絶好の機会が続く6月。緊急事態宣言の影響で鑑賞できる地域が限られていたにも関わらず興行収入が34億円を突破し、大躍進を続ける「るろうに剣心 最終章 The Final」それの後を追う「The Beginning」とあわせて2作同時に楽しんでもらいたい。最終章をもって、剣心の十字傷の謎が明らかになり、物語が完成する。
『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』大ヒット上映中
(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会