4日、クリナップ・キッチンタウン・東京(新宿区)で広末涼子主演『はなちゃんのみそ汁』のキックオフイベントが行われ、広末涼子と子役の赤松えみなが登壇した。
映画『はなちゃんのみそ汁』は、ガンでこの世を去った千恵と、家族との日々をつづったブログをもとにした同名エッセイを『ペコロスの母に会いに行く』脚本の阿久根智昭が映画化。阿久根監督自身、本作で脚本とともに長篇初監督となった。
結婚、妊娠、出産と人生の転機をガンと闘い、食を大切に生きてきた千恵を演じるのは、広末涼子。明るくひたむきに支える夫・信吾を滝藤賢一、娘・はなを1,000人超の応募者の中から選ばれた新星・赤松えみなが演じた。
トーク終了後、みそ汁づくりを通して、娘に元気に生きていくために大切なことを教えるストーリーになぞらえ、広末涼子と"はなちゃん"役の赤松えみなが一緒に、みそ汁づくりを披露した。
終始温かい雰囲気のまま本イベントは終了した。
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『はなちゃんのみそ汁』2015年12月19日(土)より、テアトル新宿&福岡県内先行公開、2016年1月9日(土)より全国拡大公開
(c)2015「はなちゃんのみそ汁」フィルムパートナーズ
わたしたちをつなぐ、おいしくてあったかい記憶
ちゃんと作る、ちゃんと食べる――大切な家族へ、愛するひとへ伝えたい、いのちのメッセージ
恋人との何不自由ない幸せを夢見ていた千恵はある日、乳がんを宣告される。見えない不安に怯える千恵に信吾は優しく寄り添いプロポーズをする、こうして 2 人は晴れて夫婦となった。抗がん剤治療の影響で卵巣機能が低下、出産をあきらめていた千恵だが、ある時妊娠していることが分かる。産むか産まないか――産むということはがんの再発リスクが高まり、自らの命が危険にさらされるということだった。周りの支えで命を懸けて産むことを決意し、はなを無事出産。しかしながら、家族3人、幸せな日々は長くは続かず、千恵を再び病魔が襲い残り少ない命を覚悟。私がいなくなってもはなが暮らしていけるようにと、千恵は鰹節を削って作るところから始めるみそ汁など料理や家事の大切さを教えはじめる。彼女たちのおいしくてあったかい、かけがえのない日々が続いていく。
公式サイト:http://hanamiso.com/