映画史に残る神話的名作『猿の惑星』の完全新作『猿の惑星／キングダム』をIMAXで観るべき理由とは――。

2024年5月8日

▶︎すべての要素にこだわり、世界最高レベルの臨場感を追求したのがIMAX

① 視界いっぱいの巨大なスクリーン
IMAXシアターに入ったら、まずはスクリーンの大きさに注目。床から天井、左右の壁から壁まで広がる大スクリーンはIMAXの特徴のひとつ。視野全体で映画を感じることができる。スクリーンと客席の距離が近く、表面も若干湾曲していることから、観客を映像が包み込み、まるで“映画の世界に入り込んだ”かのような臨場感を味わえる。

② 圧倒的な明るさ
特許を持つ独自の映像処理技術「デジタル・メディア・リマスタリング技術（DMR）」により、映画製作者の眼に映った映像を最大限のクオリティで表現が可能。上映に際しては最新鋭のプロジェクターを採用。それによって鮮明さと暖かみのバランスがとれ、細部までくっきりと映し出される明るくクリアな映像は、これまでにない圧倒的なリアリティをもたらす。その美しさに、きっとあなたも息をのむはず。

③ カラダの芯まで揺さぶる高精度なサウンド
お腹の底まで響く大音響から肩ごしに聞こえるささやき、さらに人の耳では捉えきれない音域までカバーすることで、微妙なニュアンスも忠実に再現。聴くというより、“全身で感じるようなサウンド”を実現している。カスタムな配置と完璧なチューニングで、実際に“その場にいる”かのような臨場感を生み出し、シアター内の“どこに座っていても”理想的なリスニング環境になるよう設計されているから驚きだ。

▶︎ ＜猿＆人間＞VS＜猿の独裁者＞の新たなる衝突を圧倒的なスケールで描く『猿の惑星／キングダム』をIMAXで体感せよ！5月10日（金）公開

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高度な知能を得た猿たちの反乱、人類の文明崩壊、そして猿と人類の戦争、世界の支配者が変わりゆく激動の歴史のうねりを心揺さぶるドラマと共に描き、全世界が衝撃のラストに息をのみ、大反響を呼んだ映画史に残る神話的名作『猿の惑星』。その完全新作として新たなストーリーで描かれる『猿の惑星／キングダム』が、5月10日（金）よりIMAXほかにて全国公開される。

これまでのシリーズで描かれてきた＜猿VS人間＞の構図ではなく、＜猿＞と＜人間＞の共存をかけ＜猿＆人間＞VS＜猿の独裁者＞の新たなる衝突が、圧倒的なスケールで描かれる本作。没入感を促す視界いっぱいに広がるスクリーンと、高精度な音響設備が整うIMAXで鑑賞すれば、冷酷な独裁者（猿）が支配する＜猿の惑星＞の世界観に思う存分浸れるはずだ。

舞台は、300年後の世界。そこでは猿が圧倒的な進化を遂げる一方、かつてこの惑星の支配者だった人間はウィルスにより退化し、知能や言語だけでなく文化、技術、社会性までも失い、猿たちから隠れて“野生動物”のように暮らしていた。そんな中、この惑星の命運を大きく変える可能性をもつ人間が出現する。彼女の名前はノヴァ。巨大な帝国＜キングダム＞を築く独裁者プロキシマス・シーザーによって村と家族を奪われた若き猿ノアは、ノヴァと共にプロキシマスに立ち向かう。一方、プロキシマスもまた、ある“秘密”を抱えたノヴァを追っていた。ノアとノヴァは、猿と人類の壁を乗り越え、キングダムの支配を阻止することができるのか――！？

監督を務めるのは、『メイズ・ランナー』シリーズを大成功に導き、話題の『ゼルダの伝説』の実写化も手がける、ハリウッド最注目のフィルムメイカー、ウェス・ボール。『To Leslie トゥ・レスリー』(22)の熱演が話題となったオーウェン・ティーグが主人公・ノアを演じるほか、失われた人類の技術の謎を解き明かす鍵を握る人間の女性・ノヴァ役に、ドラマシリーズ「ウィッチャー」(19‐)のフレイヤ・アーランが抜擢されている。

また、猿の造形を始めとするビジュアル面においても、これまでのシリーズからさらに進化を遂げている本作。WETA社が参加した『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』で得た知見を活かし、既存のモーションキャプチャーのシステムをさらに改良。俳優の表情を1台のカメラではなく、ステレオペアの小型カメラで記録し、彼らが進化させてきたディープラーニング・フェイシャル・ソルバー(DLS)と組み合わせることで、顔の表情の細かな変化をさらに精彩にCGキャラクターに反映させることに成功。筋肉の動きや毛の表現も改善され、俳優の感情まで伝わってくるかのような完成度を誇っている。

さらに、本作ではウェス・ボール監督が得意とする壮大なスケールの映像、スピード感のあるアクションシーンを実現させるべく、撮影時の場所の深度データを複数のカメラで記録し、CG制作に活用。巨大スクリーンに映えるダイナミックなアクションと、リアルなキャラクター表現が高次元で両立するシリーズ最高のVFX映像を、隅々まで明るくクッキリと映し出すIMAXで鑑賞することで、＜猿の惑星＞ならではのクリエーションを堪能できる。

300年後の荒廃した地球を舞台に繰り広げられる、スピード感あふれる数々のアクションシーンと、謎と伏線が張り巡らされたドラマ。そして、すべての観客を圧倒する結末――。新次元に突入した『猿の惑星／キングダム』を、IMAXで体感せよ！

（文／渡邊玲子）