広末涼子 ハワイ映画祭で日本人女優初の賞に輝く!『はなちゃんのみそ汁』

『はなちゃんのみそ汁』第35回ハワイ国際映画祭111月22日まで開催のハワイ国際映画祭で、『はなちゃんのみそ汁』主演の広末涼子が日本人女優初となる<キャリア功労賞>を受賞した。

がんによって33歳でこの世を去った女性と、5歳の娘と夫との日々を綴ったブログを元にしたエッセイ「はなちゃんのみそ汁」は、2012年に発売されるや、ひたむきな明るさで生きる安武一家の姿が大きな話題を呼び、関連書籍やテレビドラマ化、教科書への採用など社会現象を巻き起こした。映画化にあたっては、『ペコロスの母に会いに行く』で脚本を務めた阿久根知昭が、脚本と同時に初メガホンをとり、家族3人のおいしくてあたたかい、かけがえのない日々を描いている。

主演の広末涼子が受賞した<キャリア功労賞>は、これまでのキャリアを総括して評価された俳優に贈られるもの。過去の受賞者には、日本人では渡辺謙や役所広司、海外ではサミュル・L・ジャクソンらがなど錚々たるメンバーが並んでいる。

『はなちゃんのみそ汁』第35回ハワイ国際映画祭2

授賞式で広末は、「この映画祭には、初めて出席させていただきますが、実はとても思い出深いものがあります。以前自分が出演した『おくりびと』は、ハワイ国際映画祭ではじめて評価(賞)をいただいて、世界に羽ばたきました。そしてアカデミー賞でオスカー像を手にして、すごく幸運なイメージのある場所です。この度『はなちゃんのみそ汁』でこの場に立てて、本当に光栄で嬉しく思います。それと同時に、この作品も世界に羽ばたくことを夢見て、沢山の方に愛される映画となるといいなと思います」と感謝と共に映画への想いも語った。

 

はなちゃんのみそ汁

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<STORY>

恋人との何不自由ない幸せを夢見ていた千恵はある日、乳がんを宣告される。見えない不安に怯える千恵に信吾は優しく寄り添いプロポーズをする、こうして 2 人は晴れて夫婦となった。抗がん剤治療の影響で卵巣機能が低下、出産をあきらめていたが、ある時妊娠していることが分かる。がんの再発リスクを覚悟し、命を懸けてはなを無事出産。しかしながら、家族3人、幸せな日々は長くは続かなかった…。

公開日:12 月 19 日よりテアトル新宿&福岡県内先行公開、2016 年 1 月 9 日より全国拡大公開

配給:東京テアトル

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