波留 サプライズのプレゼントに「びっくりぽんや!」映画『流れ星が消えないうちに』 初日舞台挨拶

 

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発行部数30万部超の『半分に月がのぼる空』シリーズの橋本紡による同名小説を映画化した『流れ星が消えないうちに』の初日舞台挨拶が、11月21(土)、東京・角川シネマ新宿にて行われた。本作は、7週連続視聴率20%を超えて話題のNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインを務める波瑠が主演を務める、ヒューマンラブストーリー。

波瑠、入江甚儀(以下、入江)、葉山奨之(以下、葉山)、黒島結菜(以下、黒島)、小市慢太郎(以下、小市)、柴山健次監督(以下、柴山監督)が登壇。

まず、ヒロインを務めた波留が「今朝は(「あさが来た」を撮影している)大阪からやってきました。皆さんにお会いできてとっても嬉しいです。」と会場の観客に挨拶。

続いて、柴山監督は「自分がこの企画をやりたいと思ってから3年半が経ち、ようやくこの場に立って、お客さんにこれだけ入って頂けて嬉しいです。」と喜びを噛み締めながら挨拶をし、トークショーが始まる。

恋人の死の喪失感と対峙しながら、前を向かうとする難しい役柄を演じた奈緒子について波留は「奈緒子の身に起こったことは想像するだけで苦しくて苦しくて仕方ない出来事。『奈緒子、頑張れ』って思ってもらえたら嬉しいです。」と語った。

奈緒子にそっと寄り添い続ける巧役について感想を聞かれた入江は「台本や小説を読んで、巧が奈緒子を思う気持ちが自然と理解できました。人が困っていると『自分のことじゃないからいいや』というタイプではなく、気にして、一緒に転げ落ちてしまうタイプなので、そういうところがわかるなとも思いました。」とコメント。

プラネタリウムのシーンは印象的な奈緒子のかつての恋人役の加地を演じた葉山は「この役をやるのに、図鑑を買ったりして星を勉強しました。実際にプラネタリウムに行ったりもして」と撮影前のエピソードを明かした。

父と娘の視点から家族が描かれる本作で、奈緒子の父親役を演じた小市は「この話自体が家族の物語なので、娘たちの想いを大切にすること、妻の想いを大切にすること。その中に自分の想いも入れることを意識しました。」と堂々と語った。

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そして、サプライズとして、本作で使用したプラネタリウムを共演者の入江と葉山からプレゼントされた波留は「えっ、いいんですか!?…びっくりぽんや!」と「あさ」の口癖である決め台詞を言い、会場は大爆笑に包まれた。

さらに、本作の主題歌を担当の塩ノ谷早耶香(以下、塩ノ谷)と挿入歌を担当した桐嶋ノドカ(以下、桐嶋)が登壇。

塩ノ谷は「自らが映画をみて感じた想いや受け取ったメッセージと合わせながら、柴山監督とたくさんお話をして作詞しました。作品の一部になれているなという感覚がして、すごく幸せ。」と喜びの表情を見せる。

続いて、桐嶋も「映画を先に見て、心の深い部分に語りかけてくれる作品だったので、私の曲でお手伝いできたらいいなと思いました。」と丁寧に語った。

最後に柴山監督は「僕が一番込めた想いは、『失ったものがあって、その失ったものによって前に押された』というものです。映画館の暗い中で体感することで、より物語が心に染みてくるので、ぜひ劇場で観て頂けるよう、周りに広めてもらえればと。と締めくくり、濃密な初日舞台挨拶が終了した。

流れ星が消えないうちに

『流れ星が消えないうちに』

【ストーリー】大切な恋人・加地を突然の事故で亡くした21歳の女子大生・奈緒子。いまだに加地のことが忘れられず苦悩する日々を送る彼女だったが、同じ傷を抱える現在の恋人・巧や家族と過ごすうちに、少しずつ前に向かって進みはじめる。

公開日:角川シネマ新宿ほか 全国ロードショー中

配給:アークエンタテインメント  協力:武蔵野市 三鷹市

公式サイト:http://nagareboshi-movie.com/

©2015映画「流れ星が消えないうちに」製作委員会

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